ものまね芸人として活躍する梅小鉢・高田紗千子さんのコラム第7回。0歳と4歳の子育て中の高田さん。「毎日寝落ち」という言葉も大げさではない育児生活の中で、感じたことや実践していることなどを、等身大の言葉で綴ってもらいます。

謎の自信に包まれてカフェに挑戦


「1人でゆっくり過ごしてリフレッシュ!」といった時間は今はまだなかなか取れませんが、そんな中でも私のリフレッシュ術を今回はお話したいと思います。まずはこれ!

「甘い物を食べる!!」

長男が幼稚園に行っている間、スーパーの帰りにでもお昼寝した次男を抱っこして本当はカフェに入りたいところですが「よいしょ!」と座った瞬間、あんなに爆睡していたのに爽快な顔で目を覚ます。これはあるあるですよね。

「今日は大丈夫かも!?」と謎の自信に包まれた日はカフェに挑戦しますが、やっぱりご丁寧に起きてくれる為、結局デザートを頬張り、流し込むかのようにドリンクをがぶ飲みし、頭がキーンとなりながら片付けしそそくさと退散。

優雅!?なお家カフェ


なのでお家カフェを楽しんでいます。いや、お家カフェだなんて優雅なものではありません。長男の永遠に続く「ママ見てー!ママ来てー」攻撃や、次男の抱っこしていないと「怒り爆発マン」に追われ、食べきるまでゆっくり座っていられることはほぼなく、ホットを淹れたのにアイス並みにキンキンに冷めたドリンクを飲んでいると「果たしてこれでリフレッシュできてるん!?」といつも自分で思います。笑

でも、甘い物が大好きな私にとっては、家事の合間にバリバリと板チョコかじるだけでもリフレッシュになるんですよね〜。

ヒヤヒヤのセルフ美容


あとは、セルフ美容している時もリフレッシュのひとつです。まつ毛サロンへ行きたい時に行く時間は取れない。でもそのまま放置は気分が上がらないのでセルフでやるのですが、綺麗に理想のパーマがかけられた時はそれはそれはもう一生分のリフレッシュをしたくらいの気分に包まれます。

でも逆に理想通りに行かなかった時はただただまつ毛を痛めつけたただけの時間となり、リフレッシュどころかストレスに。いつも一か八かヒヤヒヤしながらリフレッシュを楽しんでいます。

美容室での恥ずかしい事件

先日、夫と子ども達にお留守番してもらい久々に1人で美容室へ行く時間が取れたんです。普段、お風呂も子ども達優先で自分の髪なんて秒速洗髪の中、丁寧に洗ってもらっている時間はなんとも至福、これぞリフレッシュタイムでした。

あまりの気持ちよさに寝てしまい目を覚ました瞬間、私のお騒がせ行動が勃発したのです。

「あれ?子どもは?子どもがいません!◯◯ちゃん?◯◯ちゃん?」と大声で叫びながら店内を出ようとした所でハッとしました。「今日1人で来てるやん。。。」完全に寝ぼけていました。

1人で行動する時間がほぼない私にとっては、なぜ今子ども達の姿がないのかをすぐに理解出来ず、1人で大騒ぎ祭り。あれはどう頑張っても誤魔化せない恥ずかしさと気まずさでした。

このように、美容室に来てもリフレッシュ出来ているのか疲れに来ているのか分からない日々ですが、1人時間がほとんどないからこそ些細な事がリフレッシュに繋がったりするので、これからも自分なりのリフレッシュ方法を見つけて行けたらと思います。

Profile

高田紗千子(たかださちこ)

1981年生まれ。京都府出身。2000年に小森麻由さんとお笑いコンビを結成。コント、ものまねなどで活躍中。2017年結婚。2019年に第1子、2023年に第2子を出産。夫は「なすなかにし」の中西茂樹さん。
ブログ「まぁ お茶漬けでもどうぞ〜」X(旧Twitter)