パパの成長日記。夫婦円満の秘訣はお互いが「〇〇」になること！

A型妻 vs B型夫、性格正反対夫婦!?

A型長女の私とB型長男の夫。性格や相性が正反対と言われる私たちですが、どうにかこうにか今年で結婚8周年を迎えます。

人への気遣いは人一倍できるという長所を持っている夫。しかし、自宅でのオフっぷりは当初呆れるばかりでした。そんな主人が少しずつ｢父親｣に成長していく過程を綴りたいと思います。あくまでわが家の場合なので、ご参考までに…。

【不満事項(例)】
・飲みかけのペットボトルを放置
・掃除をしない
・飲んだコップをキッチンに持っていかない、洗わない
・畳んだ洗濯物をしまわない
・料理の後片付けが雑（汚れが残っている）
・洗濯物を干すとき形を整えない（袖の先が丸まったままとか）
→上記については現在はほぼできるようになりました。

・洗い物（食器）に泡が残っているときがある
・入浴時間が短い（約5分）→ちゃんと洗えてるか謎
・すぐキレる
・色々タイミングが悪い
などなど…。他にも出てきますが、あんまり書くと本人が凹むのでこのくらいに留めます（苦笑）

大学進学を期に上京して、結婚するまでの12年間、一人暮らししていたはずなのに、家事力ないの？と思いました。

そんな私は結婚するまで実家暮らしだったため、掃除や片付けは得意だったものの（家事をしていなかったのが悪いのですが）日々の家事をこなすことで精一杯！！

しかし、結婚式で主人の上司の方に「家事のクオリティが多少低くても多めにみてくださいね。男はやったことにケチをつけられたり、やり直しさせられるともう二度とやりたくなくなってしまう生き物なんです」と釘を刺されたので、暫くは「これも花嫁修行だ」と言い聞かせて頑張りました。

忍耐の日々始まる～産後

女性は、産後など心身ともに一番辛かった時期のことは、一生忘れないと言われます。

この時期の夫婦関係の良し悪しで、今後の人生が大きく左右されるとも。わが家の場合も例外ではなく、一人目を出産したときは、本当に何もしない主人のことが嫌いで嫌いでどうしようもない状態が半年間続きました。

お互い初めての育児なのに、抱っこやオムツ替え、お風呂という毎日のルーティンさえ「赤ちゃんが壊れそうで怖い」といって触れもしない。｢そんな壊れるほどやわじゃないから！怒怒怒！！！｣と、それはそれは何度も怒鳴り散らしました。

｢イクメン=父親｣は勝手に育たない!?

二人目を出産した頃、世の中では｢イクメンブーム｣が巻き起こり、夫の育児参加は当然という考え方が広がり始めました。

保育園の送迎はもちろんのこと、保護者会やランチ会などのイベントにも、積極的に参加するパパが増えてきたのです。そんな流れを感じたのか、赤ちゃんという存在への免疫ができたのか（笑）、主人も少しずつ育児に参加するようになりました。

家事も育児も実際に手を動かして、経験を重ねて初めて身に付くもの。主人は二人目でようやく父親のスタートラインに立ったのです。この頃からお風呂や絵本の読み聞かせ等も積極的にしてくれるようになりました。

イクメン→｢戦友｣へ成長

そして三人目を出産。

主人は「イクメン」→「戦友」に成長します。主人曰く「もはやママだけでは（物理的にも）手が足りない」｢このままではママが鬼ギレして手がつけられなくなる｣という恐怖心があったそうです（苦笑）。

一番変わったなと感じたことは、夜中のオムツ替えと授乳のときのこと。

主人が眠いながらも、文句ひとつ言わずに息子のオムツを替えてくれたり、例え起きれなくても「ごめんね」と言ってほぼ寝ぼけながらも申し訳なさが伝わってきたことです。

今までは「眠いのは私も同じだよ！怒」「何で寝ていられるの！怒」という感じでしたが、初めてその心遣いに触れて「ありがとう。その気持ちだけでも充分だよ。」と感謝の思いでいっぱいになりました。

それからは夫婦仲もどんどん深まり、絆が強くなっていることを実感しています。今では子どもたちも「パパはママと同じくらいお世話してくれる」と感じているようで、夜中に鼻血が出たときや、トイレに行きたい時は私よりも主人を起こします。

そして主人も当たり前のように対応してくれるので、子どもも安心しており、子どもが体調不良の時でも「ママじゃないとやだ！」という現象は起こらなくなりました。子どもが父親を信頼していることが伝わると、結果的に父性が強くなり、さらに妻の信頼度も増して、夫婦円満、一家和楽に繋がっていくのかなと思います。

まだまだ未熟な私たちですが、どんなことが起きても人生を共に歩んでいく｢戦友｣として進んでいければと思います。