長男の前で、本気で泣いてしまった話

ある夜、長男(3歳)が次男(1歳)をいじめるので叱ったところ、ムッとしたらしい長男が積み木で、しかも角を私の方に向けて、何度も叩いてきました。

「やめて!」と言ってもやめてくれないし、めちゃくちゃ痛いし、夜だったので疲れていたこともあり…。

あぁ、なんでこんなに上手くいかないんだろう、育て方が悪いのかな

とネガティブになっていたら、我慢できずに涙が…。長男の前で大声で泣いてしまいました。

すると、長男。

急に焦り始め、「ごめんね」「なかないで」と繰り返し、私の涙を手でおさえようとします!「いないいないばあ!」「いたいのいたいのとんでけー!」あの手この手で私を泣きやませようとします。

ちょっと前までは、私が泣いてもポカンとしていた長男が、今はちゃんと私と向き合ってくれている…。

私の感情なんてお構いなしだった赤ちゃん時代。

赤ちゃん長男に対して、イライラしたり感情的にならないように気を付けてきました。また、お母さんとして、できるだけ笑っていた方がいいのだろうとも思っていました。

けれど3歳をすぎて、少しずつ相手の気持ちを理解するようになり、いつのまにか人と向き合えるようになっている。

そんな成長した長男の姿を前に、できたらいつも笑っていたいけれど、私もひとりの人間として、時には感情を出して泣いてもいいんだ。と、思えました。

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モコチさん
絵日記・漫画家

3歳と1歳のモンスター(男児)と毎日戦っています。モンスターとの奮闘の日々の中で発見したことや、おすすめアイテムなどを紹介します。育児絵日記をInstagramで公開中です。

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