朝、子どもを起こすのに一苦労ということはありませんか?急ぐと余計にグズグズ。忙しい朝だからこそ、さらっと起きてもらう方法を紹介します。

index目次

朝、子どもを起こすのがタイヘン

子どもって朝なかなか起きないですよね。起こすのに一苦労、なんていうことはありませんか?これが毎日だとちょっとしんどいかも。あなたはいつも子どもをどのように起こしていますか?

「起きなさい」「いつまで寝てるの」「いいかげんにしなさい」「起きないと遅れちゃうよ」「早くごはん食べて!」

このように言いがちですが、実は、急かしたり、叱ったりするのは逆効果。このように起こされると、子どもは起きたあともグズグズしたり、不機嫌なままになってしまいます。

こうなると、この後のさまざまな支度にも支障が出てきてしまいますよね。そこで今回は、子どもが気分よく起きてくれる方法を紹介します。

子どもを気分よく起こす方法

「大好き+名前」で声かけ

起こすときに、「大好きな○○ちゃん、おはよう」と声をかけましょう。直接「大好き」と言うことは、親の愛情がダイレクトに子どもに伝わります。ここで、名前もプラスしてみましょう。名前を呼んであげることも、子どもは自分のことを気にかけてくれているな、愛されているなと感じることができるのでおすすめです。

添い寝して起こす

子どもに添い寝をして声をかけます。スキンシップは肌のぬくもりが伝わり、温かさを感じることができます。朝から「起きなさい!」と大きな声で起こされるより、スキンシップで起こされたほうが、子どもは安心して起きることができます。朝一番の目ざめのときに、ママがとなりにいてくれたら子どももうれしいですよね。

マッサージまたはくすぐりで起こす

添い寝をして声をかけてもまだ起きない場合は、「昨日はつかれたもんね」「まだ寝たいよね」などと声をかけながら、肩や足などをマッサージして体を目ざめさせるのも1つの方法です。これでも起きなければ、くすぐり攻撃で起こしちゃいましょう。ケラケラ笑いながら起きてくれますよ。とにかく楽しく起きるが一番です。

やさしく起こすのは甘やかしではない

上記のような方法でやさしく起こすのは、甘やかしではないかと思うかもしれません。しかし、子どもがひとりで起きるのはとてもむずかしいこと。子どもはどんなときでも、叱られるより、ママからの愛情を感じたほうが安心して行動しやすいのです。甘やかしにはなりませんので、心配せずやってみてくださいね。

ママの朝はとにかく忙しいので、子どもには早く起きてほしいですよね。ただ、叱って起こすと不機嫌になるだけで、その後の支度が進みません。起こすのには5分かかると思って、その時間を考慮して朝の段取りを進めていくのがポイントです。

この記事を書いたライター

ライター一覧 arrow-right
佐藤麻依子さん

大学院3年生と大学2年生の男児2人の母。子育て&中学受験カウンセラー歴18年。「子育て3ステップ会話法®」を考案。著書『男の子のための魔法のこえかけ 3ステップしつけ法』。独自のコーチング講座や子育て心理学協会の「ココロ貯金®」講座を提供。イヤイヤ期・思春期・反抗期・受験期の悩みを解決します!

佐藤麻依子さんの記事一覧 v-right