女性管理職が3割なら、主夫も3割に!壮大な野望の元に集まったフツーの主夫たちが語る「秘密結社主夫の友コラム~ぼくらの言い分~」。今回は娘と主夫との関係を、二人の娘を持つ主夫の友メンバーで兼業主夫放送作家の杉山ジョージが語ります。

生まれて初めて「女の子」と暮らすということ

もちろん、姉や妹がいる人は別だと思いますが、男三兄弟の末っ子の僕にしてみれば、いわゆる小さい女の子と暮らすのは、長女が初めて。そりゃもう戸惑うことばかりでした。

乳幼児のころは意外と困ることは少ないです。あまり男女差が少ないので。しかし、2歳くらい、女の子として目覚めてきたころからが難しいのです。

まず、遊び方。こちらが覚えているのは、物心ついた時からほとんど外遊び。もう、ただ走っているだけで楽しかった。そして時には転んで泣いてケガをして、お風呂でしみてまた泣いて。で、最終的にはそんなことで泣くなと叱られて。

ところが、うちの女の子。休みの日に、お行儀よく絵を描いているではないですか。もちろん、ケガもしなければ、泣くこともない。まあ、それも楽しいのかもしれないですが…。うーむ。

もう少し大きくなってテレビを観るようになると、やっぱり中心は「かわいい」番組。最近では女の子がチームを組んで戦うアニメもありますが、僕からすると、あんまり盛り上がらないのです。ロボットも出てこないし、モンスターもマイルド。うーむ。

一番わからないのはファッション

さらに大きくなると、もっと難しい問題が出てきます。それは、ファッション。この男女差は、もう理解しかねます。保育園に持っていく洋服を選んでも、「これじゃない。」と突っぱねられることが多くなります。

同じようなスカートなのに、何が違うというのでしょう。正直小学校高学年くらいまでほとんど自分で服を選んだこともなくなんならほとんどお兄ちゃんたちのおさがりで過ごした僕だからこそ余計にわかりません。

一方で、うちの場合はさらなる問題があります。妻の職業が洋服のデザイナーなもので、洋服にはこだわりがあります。これがまた娘と合わないのですよ。家族でショッピングに行ったとき。当然、長女はお気に入りの服を見つけて
「これ欲しい!」と言ってきます。

で、それを持って妻のところに行くと「これはかわいくないからダメ。」とピシャリ。他のことではそうならないが、どうしても洋服については譲れないようです。仕方ないことですが。

意外なことに長女に自主性がついた

とはいえ、うちのような主夫家庭においては、この溝が簡単に埋まらないまま長女は大きくなります。もう中学2年生です。

こういう状況の中で、どういう女の子に育ったか?

長女は僕の苦手なファッションに関することはまったく頼まなくなりました(汗)といっても、悪い意味ではなくて、自分でこだわりがあることは自分で積極的にやるようになったのです。決して、僕がファッションを苦手なことを責めることはありません。単純に役割分担、という感覚だと、今は話してくれるのでだいぶ気が楽になりました。

よく言えば、自主性があるともいえます。

でも、だからとってこちらはしばらくあきらめずにやる努力はしてきました。例えば、シニヨン。長女はクラシックバレエをやっているので、送り出すときには必ずシニヨンという髪型にしないといけません。ええ、調べましたとも。ネットを駆使して。

それでも、悪戦苦闘の連続。動画だけではわからないことも多かったです。シニヨンだけでなく、普段、公園に遊びに行ったときやご飯を食べるときに髪を結うのも、ワンパターンなポニーテールすらまともにできない始末でした。

娘と距離を縮めるためには勉強が必要なのかも

さきほども言ったように長女は今、中学2年生。距離感が難しいはずの思春期ですが、正直なところ、全然難しくない。むしろべったりです。

こうなったのは、おそらく主夫という立場で長女と共有する時間が本当に多かったことが要因だとは思います。でも、女の子のファッションのことがわかっていれば、もっともっと距離が縮まったのかもしれません。

ましてや普段から仕事が忙しいパパならなおさらこういう一緒に過ごせるチャンスを増やしたい!そう思っている人は多いでしょう。

今思えば、なんで誰かに教えてもらおうとしなかったのだろう。そんな風にも思いますが、まだ遅くない!我が家は次女がまだ年長!今からでも学んでいこうと思います。

ところで、母ちゃんはどうしてたんだろう?

さて、一方でうちの母親は男の子3人と闘ってきました。きっと、僕たちが女の子の扱いに悩むように、女性の皆さんは男の子という得体のしれないものの扱いに悩むこともあるでしょう。久しぶりに母ちゃんに電話して聞いてみたところ。

異性で困ったこと?えーなんだろう。考えたことないわ。だって、男の子だからって特別なこともしてないし。そもそも小さいころのあなたには女の子が生まれたらやってみたかったことは全部したし。

ああ、思い出しましたよ、母上。幼稚園の頃の僕は、スカートをはかされたり、三つ編みをされたり、マニキュアを塗られたり、パーマをかけられたり…すっかりおもちゃでしたね。ん?まさか、そのころの影響で今のように家事育児を積極的に…そんなわけはないか。

さて、わかっていただけましたでしょうか?男性はがさつ、とか雑とか言われがちですが意外と女の子が生まれたりするといろいろ考えることもあるんですよ。しかも女性と同じくこの悩みはずっと続くのでしょう。

いつか、娘とバージンロードを歩くときまで。

さて、そんな中、我々主夫の友は娘を持つパパに向けた家事スクールをやります。詳しくは秘密結社主夫の友のホームページをご覧ください。

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