家事に子育て、仕事…。目が回るほど忙しい毎日も、労いや気遣いの一言で報われたり、ちょっとした気分転換でまた頑張ろうという気持ちになれたりするものですよね。身近なプチ贅沢で気分転換、いつもより少しゴージャスなご褒美パンはいかがでしょうか?

File 11. 後楽園駅「ムーミンベーカリー&カフェ 東京ドームシティラクーア店」

埼玉県飯能市にムーミンのテーマパークが出来ると発表されました。

この計画の特徴は、単純にテーマパーク(「ムーミンバレーパーク」、2019年春開業予定)を作るのではなく、「メッツァ」と呼ばれる北欧の雰囲気を再現した広大な地域の整備をすることにあります。

私は幼い頃にアニメーションでムーミンに親しんだ世代ですが、ムーミンは再放送や絵本で幅広い世代に愛されるキャラクターです。開業までのあと1年をワクワクしながら待っているのは私だけではないでしょう。

そんな私たちの心に響くムーミンの世界を、パンやカフェメニューで表現して、15年も前から東京都心で提供してくれているのが「ムーミンベーカリー&カフェ 東京ドームシティラクーア店」です。

外観からしっかりと作り込んだムーミンの世界、後楽園の人気フォトスポットです

オープンは2003年、以来ずっと行列が絶えないお店でしたが、開業15周年を前に改装。3月16日にリフレッシュオープンしたばかりです。

さらにパワーアップした「ムーミンベーカリー&カフェ 東京ドームシティラクーア店」、私のおススメポイントはこの3点です。

  1. 愛らしいだけじゃない、キャラクターパン!
  2. 都内でも珍しい、北欧パンを製造販売
  3. 世界観溢れるカフェメニュー、グッズも充実!

ムーミンだけじゃない、登場人物が美味しいパンになって登場

「ムーミンベーカリー&カフェ 東京ドームシティラクーア店」はベーカリーとカフェで入り口が分かれています。

向かって左手のベーカリーの入り口を入るとまず一番に目が行ってしまうのはやはりキャラクターパン。特にキャラクターを象ったパンは必見の完成度の高さで、食べるのが惜しくなるほどです。

ムーミン、ニョロニョロ、リトルミイのキャラクターが美味しいパンになってお出迎え♪

チョコのパン生地のミイの中身はイチゴミルククリーム。チョコと苺がテッパンの組み合わせであることと共に、苺が旬のこの季節は特に美味しくいただけそうです。

パンに粉糖で描かれたキャラクター、目で見ても楽しい!

他にキャラクターが描かれたパンや、キャラクターにゆかりのあるパンが店頭を賑わせます。

見て楽しめるのはもちろんのこと、味も折り紙付き。開店以来ずっと私たちの心を掴み続けているパンです。

店の工房で仕込む本場フィンランドのパン

キャラクターパンに目を奪われがちですが、ベーカリーはもうひとつ別の理由からも注目のお店です。それは都内有数の北欧のパンを作って売る店であること、ムーミンにゆかりの深いフィンランドのパンが入り口左の棚に並べられています。

北欧では、その昔は気候的に小麦が育てられなかったことから、より寒さに強いライ麦が栽培され、パンもライ麦を主体に作られていました。

鮮やかなブルーの壁に作りつけられた棚が北欧パンの定位置です。

私がよく購入したり、友人に勧めたりするパンから二つご紹介します。

ひとつ目は「ハパンレイパ」。丸くて薄くて平たくて、真ん中に穴の開いたライ麦パンで、フィンランド語で「酸っぱいパン」という意味があります。

本場フィンランドでは、この薄いパンをさらに半分にスライスしてサンドイッチにするというから驚きです。

上段左「ペルナリンプ」、下段(中段)中央「ハパンレイパ」

また、ジャガイモが練り込まれてしっとりとした食感の「ペルナリンプ」はフィンランドの家庭では定番のパン。見た目から想像するより酸味もなく、食べやすいパンです。

そんな異国の食文化に触れられるのもこのお店の魅力です。ライ麦率の高いパンは保存もきくので、密封された輸入品を扱う店はありますが、厨房で仕込んで売るお店は東京や大阪などの大都市でもそう多くはありません。

キャラクターと同席、物語の世界で味わう北欧メニュー

ベーカリーのパンは、カフェのお料理と一緒に提供されています。ランチタイムは、カフェでお料理をオーダーするとベーカリーで焼いたパンが食べ放題となるのです。

店頭に設けられたパンコーナーには美味しく味わえる厚さにスライスされたり、小型に焼きあげられたりしたパンがズラリと並び、何度も往復して全種制覇を試みたくなります。

毎日行列のカフェ、お客様が多くて写真撮影がはばかられたため、お店から写真をご提供いただきました

お料理は美味しいことはもちろん、ムーミンやニョロニョロの形にご飯が盛り付けられたり、ココット皿を組み立てたムーミンの家がお皿に置かれていたりとベーカリー同様ににムーミンの世界を展開しています。

ムーミンキャラクターのひとり(の、ぬいぐるみ)が空いた席に座ってくれるという嬉しいサービスで雰囲気はさらに盛り上がります。

朝はベーカリーのパンとドリンクを、そして夜は北欧の家庭料理なども味わえます。カフェでは北欧流のお料理とパンの美味しい食べ方を教えてくれているよう、食事をするとまたベーカリーに行きたくなります。

品ぞろえ豊富なグッズコーナー、ベーカリーで使用するニョロニョロトングも販売!

ベーカリーとカフェを満喫したら、忘れずに立ち寄りたいのがグッズショップ。マグカップなどの雑貨やチョコレートをはじめとするお菓子類が所狭しと並び、ムーミン好きにはたまらない空間です。

三位一体で作り上げられたムーミンの世界が堪能できるカフェ、東京ドームや後楽園遊園地に行ったついでに寄れるのも嬉しいですね。

店名 ムーミンベーカリー&カフェ 東京ドームシティラクーア店
Webサイト http://benelic.com/moomin_cafe/tokyo_dome.php
所在地 東京都文京区春日1-1-1 東京ドームシティ ラクーア1F
電話番号 03-5842-6300
営業時間 平日 9:30~22:30 (L.O. 21:30)
土・日・祝・連休最終日 8:00~22:00 (L.O. 21:00)
  ※1.2.8.12月は連日8:00オープン、上記営業時間は施設のイベントにより変更となる場合あり
定休日 東京ドームシティに準ずる

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福地寧子さん ( パンコーディネーター )

1日3食、年間1095食以上パンを食べ続けて四半世紀。そんな小麦まみれの生活の中で見つけたキラリと光るパン屋さんをご紹介します。

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