女性管理職が3割なら、主夫も3割に!壮大な野望の元に集まったフツーの主夫たちが語る「秘密結社主夫の友コラム~ぼくらの言い分~」。今回は二人の娘を持つパパである杉山ジョージさんが、乳幼児検診に娘を連れていったときのお話しです。

こんにちは。秘密結社「主夫の友」の広報、杉山ジョージです。改めて学校は休んでもバレエのレッスンには行く中2と人生の3分の2を爆笑して過ごす年長の娘を持つパパ。兼業主夫放送作家としての生活はもう8年目。もう毎日が事件の連続なことは変わりません。

さてさて、今回は乳幼児検診のお話し。

何がツラいの?という方がほとんどだと思う。それがママであれば。日本人の母親には1カ月検診でわが子の成長に問題がないと言われたときに、自分が手探りにやってきたことがちゃんとできていることが確認出来てホッとするという人が多いという。

特に初めての子どものときはその気持ちはよーくわかる。いろいろな意味でやっぱり検診は大事。ただ、その検診がパパにとってはツラいのだ。

それは1歳児検診のときのこと。当然、育休があけた妻は仕事を選択。まあ平日の昼間だし、仕方ないよね。検診自体が大変なことをするわけでもないことはわかっていたから、何気なく引き受けて連れて行った。

お母さんはどうしました?

さあ、受付へ。あくまで普通の流れに従うのだが、受付の女性から言われることが、どうやら他のママさんたちとは違う。

今日、お母さんはどうしました?

仕事ですけど… あれ?もしかしてお母さんが連れてきてくださいって書いてあったか?? なんだか申し訳ない雰囲気。

母子手帳わかりますか?

それはまるで「can you speak japanese?」みたいな言い方。思わず「え?」と聞き返すと「えーと、」明らかに戸惑わせてしまっているが、簡単に言うと、母子手帳くらい知ってるし、自分で書いたこともある。

周りを見渡すと、検診に1人で来ているパパは自分だけ。うー、明らかな異物感。居心地が悪いったらありゃしない。こういう感じがずーっと続くのです。

まだまだ続く、ママ向けONLYの世界

問診票には「お母さんがご記入ください」と、書かれているし、先生には「お父さんわざわざすみません」となぜか恐縮されながら、「普段の様子とかわからないですよね?」と、結局何が聞きたいのかわからない質問をされる。

きっと傍から見れば、何らかの事情でママから検診を押し付けられたパパ。呼んでもないヤツが来ちゃった感が満載なのである。まあ、そもそも当時はそんな経験初めてなので違和感しかなく、腹がたつという感じでもなかった。

そういう中でようやく事態を理解したうえでカチンと来たのが、最後の問診を担当した先生が帰り際に言った言葉。

ちゃんとお母さんに伝えてくださいね

おつかいに来た子どもか!! 夫婦でしっかり情報を共有してほしいという思いがあるのかもしれないけど、それなら検診に来たママにも「お父さんに伝えて」と言えばいい。(そんなこと言われたママは1人も知らない)

実は受け入れ態勢がまだまだ

男性と家事育児をするべき、とは言うけど、実際のところは、受け入れる側の準備が出来ていないと感じる。

いや、どんな準備をしたらいいのか?想定も出来ないことなんだろう。多分、かつての黒船来航、未来のエイリアン襲来みたいな感じか(笑)

こういう経験を少しずつでも伝えることで自分の子どもたちの世代に向けて、受け入れ体制を整えて欲しいと思う。実際に、東京のある地域ではメンバーがSNSでこれを発信したのを区長が見て、すぐに変わった。

実はもう一つ。ママさんたちにもそういうことがあることは知っておいてもらいたい。そのくらいパパもやってよ!と思うことはきっとたくさんあると思う。

でも、そこには時折ママには想定できないやりづらさがまだ残っているから、パパが不機嫌で帰ってきたときは、ちゃんと話を聞いてあげてくださいな。

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