旬の枝豆とチーズ、おかかのふりかけを合わせたおにぎり。そこに加えるのは紅生姜&カリカリ梅。どちらも子ども向きではないのでは?と思いきや意外と好評!わが家の新定番となりました。栄養バランスも良く、食欲が落ちるこの季節におすすめです。

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枝豆はレンチンで

枝豆は茹でるよりレンチンのほうが栄養が水に流れ出ず、豆の甘みも増します。何より火を使わないので手軽!作り方は簡単です。

レンチン枝豆

材料(作りやすい分量)

  • 枝豆…1パック(約250g)
  • 塩…小さじ1

作り方

  1. 枝豆を流水で洗いザルで軽く水を切り、耐熱ボウルに入れ塩を加えて手でもみ10分ほど置く
  2. ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で2分加熱する
  3. 一度取り出して全体を混ぜ、更に2分加熱する
    *全体を混ぜることで加熱ムラを防ぎます
  4. 取り出し粗熱を取る

柔らかめがよい場合はラップをかけたまま10分ほど予熱で蒸らしましょう。好みの柔らかさを見つけてくださいね!

保存する時はさや付きorさやから取り出す?

加熱した枝豆はさや付きでもさやから取り出しても冷凍保存が可能。加熱した枝豆の粗熱が取れたら保存袋に入れ、空気を抜いて密閉して冷凍庫で1カ月ほど保存できます。解凍するときは冷蔵庫で自然解凍するか、電子レンジ600Wで1分ほど加熱しましょう。

さや付きのまま保存する利点は、豆の乾燥を防ぎ色をきれいに保て、さやから取り出す手間が省けるところ。さやから豆を取り出して保存する利点は、かさが減りコンパクトに保存ができ、調理する際も解凍してさやから出して調理する、という手間が省けます。

どちらの保存方法でも1回分ずつラップに包み冷凍すると便利です。用途によって保存方法を変えてもよいですね。

簡単おいしい「枝豆チーズおにぎり」

今回紹介する「枝豆チーズおにぎり」は、食欲がない娘に冷蔵庫にあるもので作ったのがきっかけです。ただのふりかけおにぎりでは栄養が足りないな…と思いいろいろ混ぜました。

紅生姜はもともと好きで、焼きそばやチャンプルーなどには必ず入れます。一般的に子どもは好きではないのでは?と思いきや、意外と3~6歳の友達も好きな子が多かったです。

紅生姜や普通の梅干しが食べられるならカリカリ梅もイケるかな、と思い実験的に2種類のおにぎりを作ってみたところ、どちらもおいしい!とペロリと平らげました。

紅生姜やカリカリ梅のような酸味のアクセントがあると食べ進めやすくなるかなと思っていますが、苦手なようでしたら入れなくてもOK!たくあんや漬物、きゅうりを塩もみしてよく絞ったものなど、ちょっと塩味と食感のあるものを加えてみるのもよいと思います。

「枝豆チーズおにぎり」の作り方

材料(2個分)

  • ごはん…200g
  • 枝豆…30g(さやから取り出したもの)
  • おかかのふりかけ…5g
  • チーズ…15g
  • 紅生姜…4~5g
  • カリカリ梅…2個

作り方

  1. チーズは枝豆くらいの大きさ、紅生姜とカリカリ梅はみじん切りにする
    *使用したチーズは「切れてるチーズ」です
  2. ボウルなどにごはん、枝豆を入れて混ぜ、全体が混ざったらおかかのふりかけ、チーズ、紅生姜またはカリカリ梅をそれぞれ加え都度混ぜる
    *一気に入れると混ぜにくく、ちゃんと混ざるまでに時間がかかるので、都度のほうがおすすめです!
  3. 好みの大きさでおにぎりにする

おにぎりはラップで包み冷凍しておくのもよし。レンジで温めると中のチーズがとろーり溶けておいしいです。お弁当やおやつにもおすすめですよ。

わが家のごはん

おにぎりの写真を見て具沢山!? と思ったかもしれませんね。わが家のごはんはいつも白米だけで炊いていないのです。基本は白米:もち麦or玄米=2:1。そこにひじき(大さじ1)、サッと流水で洗ったみじん切りの切り干し大根(大さじ1)、キヌア(大さじ2)などが入っています。

少しでも栄養を摂ってもらいたい母心で…案外味の邪魔はしないし、切り干し大根は入っていた方が甘みがある!と娘も気に入っています。ぜひ試してみてくださいね。

この記事を書いたライター

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田村佳奈子さん

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

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