好きな食べ物を選ばせるだけで決定力が高まる!?

朝ごはんは毎朝決まったメニューの家庭も多いと思いますが、わが家では子ども達(6歳、4歳)の朝ごはんが決まるまでには、会話が何往復もされます。「パンかごはんか」から始まり、その味付けも子ども達に決定させます。

【ある日のパンの例】
親「今日、パンにする?ごはんにする?」
子「パンがいい」
親「パンは焼く?そのまま?」
子「焼いて欲しい」
親「バターかチーズ載せる?そのまま?」
子「バター載せて」
親「バターは焼く前に塗る?焼いた後に塗る?」
子「焼いた後がいい」
親「焼いた後にバター塗ったパン用意するね!」

この後、牛乳は温めるか否か、卵を焼くか否か、その味付けは?など、会話を何往復も、長男、次男別々に行います。

正直面倒くさいこともありますが、「毎日自分に決定が任されていることがある」⇒「きちんと自分の望みが言えれば、自分が決定した通りに親が動いてくれて、それが叶う」という経験は、子どもの決定力と肯定感を高めていると実感しています。

逆に、「自分の望みを伝えなければ、思った通りの朝食にならない」ということでもあり、タブレットに夢中で生返事だった場合などに食べたかったものと違うものが出てきて、きちんと要望を伝えなかったことを反省していることもあります。

4歳の次男にはまだ難しいようで、泣き叫んでクレームすることもありますが、基本的には「ちゃんと要望を聞いて用意したんだよ」ということでクレームは受け付けません。ここから学んでいってほしいなと思っています。

食べたいものを聞くことの大事な副次効果としては、自分が指定したものなので、親が一方的に用意したものよりは良く食べる気がします。長男はもともとよく食べる一方、次男は食べムラがあり手を焼いていますが、何も聞かずに出したメニューよりあらかじめメニュー決定に関わっていた方が食の進みがいいときが多いです。

用意する側としても、せっかく用意したものを気持ちよく食べて貰いたいので、このリクエスト朝食を続けている部分もあります。朝は忙しくて、毎日同じメニューを用意した方が効率的だという家庭もたくさんあるかと思います。夕飯のときや、週末だけでも、子どもに決定権を委ねてみてはいかがでしょうか?

余談ですが、面倒なので親(夫や自分)の朝ごはんは完全固定メニューです…。

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いちごめろんさん おいしいものとお得が大好き!やんちゃな男子2人のママ

食べることが大好き、お得大好きなママです。遊びに行くのも好きで、毎週末どこかに出掛けています。男の子2人のわちゃわちゃっぷりに目を回しながら、毎日楽しく戦っています(笑)。

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