親の言葉遣いが良くも悪くも子どもに大きな影響を与える

先日、日頃の何気ない「親の言葉遣い」が、子どもの人生に良くも悪くも大きな影響を与えるという記事を目にしたんですね。ちょっと気になったので、色々と調べてみました。

「親の言葉遣い」が子どもに与える影響に関するお話です。良ければお付き合い下さいませ。

ポジティブな言葉かネガティブな言葉かは乳幼児もわかる

小さい子は何も描かれてない真っ白なキャンバスで、そこに「周りの大人の言葉」が、色として塗られていく、そんなイメージとのこと。当たり前ですが、親がポジティブな言葉遣いをしていた方が、子どものマインドもポジティブになっていきます。

ただ、これは「子どもに向けた言葉」だけではないようで、子ども抜きで親同士が口喧嘩している、なども子どもに大きな影響を与えるようです。

また、言葉が良く分からない乳幼児でも、その言葉の意味はわからなくても「ポジティブ」な雰囲気は理解できるので積極的に声かけた方が良いとのこと。

赤ちゃんに「生まれてきてくれてありがとう」と愛情を持って話しかけると、言葉の意味は理解できなくても、ポジティブな雰囲気は理解できているようです。分からないだろうなと思わずに、声をかける、というのは本当に重要だなと個人的に強く感じました。

人からかけられる言葉の影響で様々な成果に繋がる

オックスフォード大学の研究結果で、人からかけられる言葉で、様々な成果への影響があるという結果を目にしました。それは「性格」や「人柄」とかだけではなく「身体能力」「学習能力」「仕事のパフォーマンス」にも影響があるようです。「性格」とかはなんとなくわかるのですが、「身体能力」にも影響があるのは本当かな?とか思いますよね。

でも確かに、スポーツの世界で監督や仲間の声かけで普段出せないパフォーマンスを出せたみたいな話はよくあるなとも思います。そして、その声かけの中で一番影響を与えるのが「親の言葉」だそうです。子どもの人生において「親の言葉」本当に重要ですね。

ポジティブな声かけ例:感謝・愛情・プラスの感情

子どもにポジティブな声かけが重要と言う中、具体的にはどのような声かけをしていけばいいのでしょうか?生活の中にあるポジティブな言葉は丁寧に意識して使っていくことが重要なようです。

例えば「ありがとう」といった感謝の言葉や、「生まれてきてくれてありがとう」といった愛情表現の言葉です。特に「ありがとう」は、すごく小さいことでも丁寧に意識して使っていくことで、ポジティブな言葉の蓄積に繋がるのかなと思います。

あとは、親のプラスの感情を子どもに言葉で話しかけるというものです。「お父さん、〇〇ちゃん頑張ってるの見て、本当に凄いなと感動したよ!」とか、親が嬉しいみたいな言葉をかけるのが、非常に良いようで、個人的にはここが一番納得させられました。

そして重要なのが、これらのポジティブな言葉は「かけ過ぎ」ということは無いということ。たくさん、ポジティブな言葉かけてあげたいですね。

自分自身の親からかけられた言葉と娘にかけている言葉

そういえば私は母親から「世のため人のために生きなさい」と幼少期から言われて育ちました。あまり意識はしていなかったのですが、確かに「自分のため」より「人のため」「世のため」の方が力を発揮できる人間な気がします。

また、私は2人子どもがおりまして、3歳娘と1歳息子なのですが、お姉ちゃんにことあるごとにかけている言葉が「〇〇ちゃんは世界一のお姉ちゃんだよ」です。弟くんにとってたった1人のお姉ちゃん、兄弟仲良くしてね、という意味を込めています。そしたら、最近の娘の口癖は「〇〇ちゃんは世界一のお姉ちゃんだからさー」と言うようになりました(笑)。

さいごに…

子どもにとって「親の言葉」が想像以上に重要なのだなと考えさせられました。

そして、この先育児をしていく上で「進路」「友人関係」…色んな悩みがあると思います。正直、親だけで解決できる課題は少ないかもしれません。ただ、この「親の言葉」は、親が意識すれば絶対にできることなので、頑張りたいなと思いました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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浅田伊佐夫さん 計16ヶ月育休取得した広告マンパパ

3歳(女)1歳(男)。40歳、広告代理店勤務のサラリーマンです。2020年4月長女誕生時に6ヶ月、2022年8月長男誕生時に10ヶ月、合計16ヶ月の育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指して、父目線の育児ブログを発信中。

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