2024.06.09
悲しいことに、子どもの自殺者数は増えているそうです。そんなこともあってか、息子が小学校へ入学してから「こどもの人権SOSミニレター」を学校から定期的に持ち帰ってきます。
今回は息子からOKをもらえたので、息子が書いていた悩みについて記録したいと思います。
「こどもの人権SOSミニレター」って何?
「こどもの人権SOSミニレター」は、法務省が全国の法務局を通じ、小中学生からのいじめや虐待などの相談を手紙で受け付け、助言する取り組みとしてはじまったものなのだとか。
平成18年から始まり、チラシの裏面を切り取れば便箋と封筒になり、切手を貼らなくても郵送できるようになっています。人権擁護委員や法務局の職員が、希望する連絡方法で必ず返事を出すと書いてあります。
小3息子が手紙を書いていた…!
わが家は、学校からのプリントは息子がカウンターへ出し、私が仕分け(捨てる・提出する・保管)をしています。
今回「こどもの人権SOSミニレター」は、息子へ「パパにもママにも相談しにくい悩みがあったら、ここに書いてポストインすると、専門家が相談にのってくれるから、使いたいことがあったら、ここに入れてあるから使ってね」と伝えてから、保管引出しへ入れました。
「ふぁーーーい」と、聞いているのだか、聞いていないのだかわからないような空返事の小3息子の姿に「悩みなんてないのだろーな」と安心したのも束の間…私がお風呂へ入ろうとしたタイミングで、息子が保管引出をガサゴソ。そして「こどもの人権SOSミニレター」を取り出し、何か書いている!
私に知られたくない内容であるかもしれない手前、私は気付かなかったふりをしてお風呂に入ったものの、息子に何があったのか、気になってしまってたまらない私。
悩みの内容を聞いてみた!
勝手に内容を見るわけにもいかず、さらに「パパにもママにも相談しにくい悩みがあったら」と言っていた手前、悩みの内容を聞くのもどうなのかな…と思いましたが、我慢できずに「その手紙に書いてある悩み、ママにも読ませて欲しい」とお願いしてみました。
息子は、少々嫌そうな表情はしたものの「えぇーまぁ、いいけど…」という返事。悩みの内容を知れると、ちょっと安心し、早速内容を見てみると…
わーん、わーん、という文字と共に、泣いている表情のアイコンが目に飛び込んできました。そして、乱雑な字を読み進めると…
………
……
…
ベイブレードXのコバルトドレイクがほしくてたまりません。
どうすれば、子どもでも手に入れられますか。
わーん、わーん(>_<)さいきん、ぼくはずっと悩んでいます。
…
……
………
と書かれていました。
私が想像していた内容とは、程遠い息子の悩み。そして「まぁ、そうだよなぁー」と、悩みの内容に納得する自分。。何より、息子に郵送されてしまう前に手紙を確認して良かったという思い。
改めて伝えた、大切な力
今回、私の伝え方が悪かったことで、手紙の使い方は間違ってしまいました。しかし、「自分の気持ちをきちんと表現できた」ことは、これからのどんどん成長していく息子にとって、大切な力になったと思います。
「困ったことがあったら人を頼る」「誰かと一緒に悩むと、気持ちが軽くなる」そんな体験の1つになるように、今回の息子の悩みにも、
しっかりと寄り添いたいと思います!笑
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かつきさん
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姉妹ママを切望していましたが、3歳3カ月3学年差兄弟のママになりました(^^) 夫と5歳&8歳の息子たちと、なんだかんだ楽しくやってます♡ 建築士と整理収納アドバイザー保有、趣味は模様替♪