2024.06.24
みみみかんです。今回、言葉を覚える成長段階って面白いなーと思った出来事があったので紹介します。
行方不明になっていた文房具
わが家の2歳の娘は、知育のプリントワークに鉛筆で線を書いたり絵を描いたりすることが好きで、よく鉛筆けずりを使います。しかし、引っ越しをしたタイミングで鉛筆けずりが行方不明になってしまいました。
「どこいったのかなー?」と娘と会話するも見つかりません。ズボラな私は(そのうち見つかるだろう)と、その時は見つけられないままにしてしまいました。
「ケズリ見つけたよ!」
ある日、のりが必要なプリントワークがありました。のりはお道具箱に入れていたので、娘もお道具箱を開けます。すると…「ケズリ見つけた!!!」と娘の大きい声。「ケズリって何???」娘の方に目をやると手に持っていたものは「鉛筆けずり」でした。
ケズリは鉛筆けずりのことだった!
鉛筆だけでなく、色鉛筆も削る、鉛筆けずり。そのため、娘はこの道具の名前を「ケズリ」と覚えていたみたいです。娘に言われて改めて意識したのですが、たしかに、本+棚→本棚、手+足→手足のように名詞+名詞の複合語の言葉は多数ります。
今回は娘が知っている鉛筆という物の名前は、「ケズリ」を修飾する言葉だと自分なりに分析したのでしょう。結果的にこれは、ケズリという道具の名前だと判断したという。このような判断を自然にやりながら、少しずつナチュラルな母国語を習得していく。子どもの言葉の習得過程って本当に面白いですね!
ケズリってなんだ?と思ったことをきっかけに、よく考えたね!と娘と修飾語や複合語について話すきっかけになりました。
言葉を獲得する過程って本当に面白い…!!
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みみみかんさん 知育大好き!難病持ちのフルタイムワーママ
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知育が大好きで、都内で開催される体験イベントやおうちでできる取り組みを共有できればと思います。みみみかん自身は難病持ちのフルタイムワーママなので、体力的にも時間的にも無理なく楽しく過ごす娘との日常生活をお伝えします。