新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が3月から緩和されました。日常生活でできることも少しずつ回復していく中で、親子で外遊びを楽しむヒントを、保育園の人気の外遊びから探してみました。

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外遊びの効果

基礎体力や運動能力を高める

外で遊ぶことで、走る、しゃがむ、ジャンプするなどさまざまな動作をします。自然と体力がついたり、体のバランスを取ったり、体の動かし方を覚えていきます。また、単純な動きばかりではなく、体のいろいろな部分を複数連携させて動かす機会が多いことから、運動能力を高めると言われています。

脳への刺激

体を動かすことで脳は刺激を受けます。そして外で感じる、天候や温度の変化、植物の香り、土や砂などの地面の感触なども重要な刺激になります。

コミュニケーション能力を高める

友だちと楽しく外遊びをするためには、ルールを守ったり、協力する必要があったり、我慢しなければならないなど協調性を学びます。

生活リズムを整える

日光を浴びることで、夜にメラトニンというホルモンが体内で分泌されます。この物質は自然な睡眠を促してくれる重要なものです。

保育園で人気の外遊び

だるまさんがころんだ

  1. 鬼を1人決めて、基点となる場所(壁や木)に立ち、鬼以外の人は離れたところに1列に並ぶ
  2. 鬼の「はじめのいっぽ」のかけ声で、鬼以外の人は大きく1歩進む
  3. 鬼は、壁や木の方に向き「だるまさんがころんだ」と言ってから後ろを振り返る。鬼以外の人は、鬼が振り向くまでの間に鬼に近づく
  4. 鬼が振り返ると同時に、鬼以外の人はその場で静止する。鬼は動いている人がいないかを見て、動いてしまった人がいたら鬼と手をつなぐ
  5. 1~4を繰り返す
  6. 鬼のところまでたどり着いたら、鬼と捕まった人の手を「きった」と言って触る
  7. 鬼以外の人は走って逃げる。鬼が「ストップ」と言ったら止まる
  8. 鬼は、あらかじめ決められた歩数(5〜10歩など)を移動して、タッチできたら交代する

「だるまさんがころんだ」の言い方に緩急をつけて、いつ振り返るかわからない工夫をするとおもしろいでしょう。

氷鬼(こおりおに)

  1. 鬼を決める
  2. 鬼は10数えたら鬼以外の人を追いかける
  3. 逃げる人はタッチされそうになったら「こおり」と言いながら胸の前で両手をクロスさせて氷になる。鬼はタッチできなくなるが、固まるので動けなくなる
  4. 逃げている人は氷になった人を「おゆ」と言ってタッチして溶かして動けるようにできる
  5. 鬼はだれかにタッチするか、全員が氷になるまで追いかける

なかなか捕まらないと鬼の交代が難しいので、時間を決めておいたり、鬼の人数を増やすと良いでしょう。鬼だけ色を変えて帽子を被ったりするとわかりやすいですね。

色鬼(いろおに)

  1. 鬼を決める
  2. 鬼以外の人が「いろ、いろ、なにいろ」とたずねて、鬼は好きな色を答える
  3. 鬼は10数えて、鬼以外の人を追いかける
  4. 鬼以外の人は、指定された色のものに触れていればタッチされずに済む
  5. 全員が指定した色に触れていてタッチできなくなってしまったら、繰り返す
  6. タッチしたら鬼を交代する

色探しを楽しむ遊びなので、いろいろな色の遊具がある場所でやると楽しめます。

走ってジャンケンポン(どんじゃんけん)

  1. 2つのチームにわかれる
  2. 長い線を地面に引いて、それぞれのチームが両端に1列に並ぶ
  3. スタートの合図で各チームの先頭の1人が相手の陣地へ向かって走り出す
  4. 途中で合流したら、「どーん、じゃんけんぽん」と言ってじゃんけんをする
  5. 勝った人はそのまま相手陣地へ向かい、負けた人は自陣の最後尾に戻る
  6. 負けたチームは次の先頭の人が走り出し、出会ったらまたじゃんけんをする
  7. くり返して先に相手の陣地にたどり着いた方が勝ち

コースに丸を描いて「けんけんぱ」をしたり、円や曲線を描いたり、平均台の上で行うなど、ルールや難易度を変えても楽しめます。

外遊びのアイデアや便利グッズ

風船でビーチボール作り


以前テレビで紹介されていた風船をドリブルできるようにする方法を、ぎゅってブロガー・ゆうまりさんが紹介しています。外遊びや水遊びにも使えますね。

詳しくはこちら:風船なのにドリブルできる!? 簡易的にビーチボールを作る方法

風があっても遊べる!? 「アウトドアバドミントン」


少し風があっても遊べる「アウトドアバドミントン」。ラケットは、スカッシュのような、バドミントンよりもテニス寄りのもので、軽くて扱いやすいのだそう。ぎゅってブロガー・回遊魚さんの長男は、5歳ですが重いと言うこともなく、数日でパパとラリーを楽しめるようになったのだとか。広めの公園で遊ぶにはぴったりのアイテムですね。

詳しくはこちら:もっと早く買えば良かった!これが注目の「アウトドアバドミントン」

子どもが拾うどんぐりを預けられる銀行


秋になると子どもが拾ったどんぐりの扱いに困っている人はいませんか?そんなときは「どんぐり銀行」に預けてみてはどうでしょう。預けることで、植木活動ができるのです。SDGsや銀行の仕組みも学べる取り組みを、ぎゅってライター・meguさんが紹介しています。

詳しくはこちら:拾ったどんぐりは捨てないで!親子でSDGs活動ができる「どんぐり銀行」の開設方法や預け入れの準備を紹介

公園レジャーに便利なスターターセットはこれ


興味はありつつもアウトドアはハードルが高いと感じていた、ぎゅってブロガー・まさ太さん。まずは「公園でお弁当を食べよう」と始めた、公園レジャーで使えるアイテムを紹介しています。

詳しくはこちら:公園レジャーから始めよう!アウトドアにあると便利なスターターセット

外遊びの帰りに活躍!シューズカバーの作り方

まだ自分では靴の脱ぎ履きが難しい小さな子どもと外遊びした帰りに、抱っこや公共機関で汚れた靴が気になってバタバタすることはありませんか?そんなときに役立つ、付け外しが簡単にできるカバーの作り方を、ぎゅってライター・akkoさんが紹介しています。

詳しくはこちら:汚れた靴にサッとかぶせるだけ!外出時に便利なシューズカバーの作り方

保育園で人気の外遊びを参考に、子どもと一緒に楽しんでみてくださいね

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