「水イボ」にかかってしまった長女

暑い中 毎日おつかれさまです。7歳&3歳の姉妹母のママとこどものおくすりやさんです。わが家の長女が1年くらい前から悩まされている病気があります。その病気とは「水イボ」です。

今回、娘が実際に水イボにかかるまで、治療についての知識といったら、「小児科や皮膚科で取ってもらう」「長期戦になる」「ヨクイニンという内服薬を処方してもらう」とういことをなんとなーく知っていたくらいで、まさかこんなに大変な治療になるとは思ってもみませんでした。

今回、身(長女の身?)をもって経験したので、その体験談をここに残しておこうと思いました。

初めは腕にポツッと1箇所

1年くらい前に腕のところにポツッと1箇所できたのがことの始まりでした。習い事のプールを始めて3カ月くらいたった頃だったと思います。今まで全く出たことがなかったので、高い確率でプールの水を介しての感染だと思われます。

これが噂の水イボかな〜と思っていましたが、特に違和感を感じる様子も広がることもなかったのでしばらく放置していました。たまたま、風邪で小児科にかかる機会があったので、ついでに診てもらったところ、やはり水イボと診断されました。

小児科で水いぼと診断。取る?取らない?

小児科の先生からは「気になるなら取るけど?」とこちら側に決断を委ねられました。ついでに、「痛いよ〜」とも(汗)。それを聞いた途端、長女は「やだ!やだ!やだ!痛いのやだ〜!!」と泣き叫ぶ始末。

「まあ、増えていくだろうけど、後数年たてば、免疫もついて勝手にポロポロと落ちてくから!」と先生はあまり積極的に治療を勧めてきませんでした。私も先生がそういうなら、長女も嫌がっているし、まあ、このままでいっか、とその時は治療しないことに決めました。

後でこの決断を激しく後悔することになるとはこのとき思ってもみませんでした。

放置したら徐々に増えてきた!

そこから2カ月くらいたった頃、水イボの数がみるみる内に増えてきているではありませんか!初めは、腕に1箇所だったはずが、腕から首、肩の部分へと。冬場の乾燥で腕の辺りが痒かったのか、掻いてしまい、水いぼが破け、そこからどんどんウィルスが拡散してしまったようです(泣)。

思い腰を上げて皮膚科で治療開始

これはさすがに見た目の問題だけでなく、妹や他のお友だちにうつしてしまう可能性もあるので、まずいかも…と思い、重い腰を上げて皮膚科を受診することにしました(かかりつけの小児科の先生は水イボ治療に積極的ではなかったので)。

皮膚科を受診し、やはり水イボと診断を受けました。そのまま取るとなると痛みを伴って泣き叫ぶ長女の姿が目に見えています。初回は、診察と後日水イボを取るとき用にと、痛みを緩和するペンレステープ(麻酔のテープ)を受け取りました。

後日、そのペンレステープを水イボを取る1時間半くらい前に貼って、治療に臨みました。このペンレステープですが、やはり絶大な効果があるようで、取るときに全く痛みを感じないと長女は言っていました。

ペンレステープ1枚を8等分にして水イボ8箇所に貼って取ってもらう。そしてまた、次回用のペンレステープを出してもらう。

この流れを3回くらい繰り返したところで、おおよその大きい水イボは取ることができました。残りの小さい水イボは保湿すれば消えるかもしれないとのことで、保湿剤を処方してもらいました。

数が減ったのしばらく様子をみていたところ、また増えてきた!今度は足にも

数が減ったところで一旦、受診はやめて、先生の指示通りに保湿剤だけは続けていました。しかし、これまた2カ月くらいたったところ、今度は足にもうつってきてしまいました。以前、ペンレステープを処方してもらった分が残っていたので、またこのテープを事前に貼って治療再開することに。もう、本当にイタチごっこです…。

そして、治療を再開して2回くらい通った頃でした。恐れていたことが起こりました。

あれ?次女にうつった?

そうです。次女にも、それらしきものを背中に発見してしまいました。もともと、アトピー気味の次女にはうつりやすいから保湿をしっかりするようにと皮膚科の先生から言われていました。次女も、風邪のついでに小児科で診てもらったところ、やはり水イボでした(泣)。

結論、1箇所のうちに治療しておけば良かった

結局、長女から次女に移り、姉妹とも水イボっ子に(泣)。次女には長女のようにペンレステープを使っての治療の選択肢はありませんでした。長女のようにジッとしていられる年齢&性格ではないからです。今のところまだ2箇所くらいなので、頑張って保湿を続けて行こうと思っています。

本当にイタチごっこなので長女の首に1個の時点でとっておけばよかったと激しく後悔しています。

プールはいいのか?

水イボは水を介しての感染はありませんが、水イボの部分に肌が直に接触すると感染してしまう可能性があります。またタオルの共有なども良くないようです。

法律的な登園不可や登校不可、プール禁止等はないようですが、プールなどに入るときは水イボの部分が他のお友だちに触れないように、水着やラッシュガードなどで隠して入ることが推奨されているようです。

「水イボ」あなどることなかれ!1個の時点でとっておけばよかった〜〜〜(泣)!!!

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ママとこどものおくすりやさん

◆薬剤師ママ
◆私 主人7歳と4歳の娘 の4人家族
◆横浜市在住
調剤薬局併設のドラッグストアに勤務し、地域医療に貢献中!薬剤師の資格を活かした医療ネタや娘との日々の生活、クレイフラワーの習い事について書いていきたいと思います♪

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