5歳、おうちの中でカフェを開きました

5歳長男、家庭内起業しました。自分のお小遣いでパパとママがいつも飲んでいるアイスコーヒーを買って、1杯100円で販売しております。ゆくゆくはフルーツジュース、豆から淹れるホットコーヒー、軽食の販売も視野に入れているそうです。

きっかけは、「お金持ちになりたい」と言ったこと。どうやってお金を稼ぐかを考えてみたら?と提案したら最初「大人になったらお金を稼ぐ。会社に行く」と言っていたので……。

パパは「子どもでもお金は稼げる」
ママは「会社じゃなくてもお金は稼げる」とアドバイスしました。元手は、お手伝いをして稼いだ350円。最初はそのままおもちゃを買おうとしていたけれど、「稼ぎ方」について考えたあと一変。同じお金を使って、おもちゃではなくコーヒーの1ボトルを買ったのです。

会社に勤めて定年まで……という働き方だけではない、そんな現代。今でこそそうなのだから、子どもたちの代はもっともっと流動的かもしれない。働き方について考える機会は、本人のアンテナが向く限り惜しみなく作りたいなぁと思って、母、乗っかりました。

画像は販売されている商品を見て「僕のお店にも、こういうマークが必要!看板を作る!」と言ったところから一緒に作ったロゴです。猫を乗せた以外は社長の指示でございます。なかなかかわいい。

メニューも自分で作りました

名前が入っている部分をカットしているので小さくなっていますが、A4サイズ。プリントして冷蔵庫に貼ってあります。さとうミルクありなし選べるというのは、「お子さんがもしコーヒーを飲みたいと思った時に、選べるようにしてあげたい」。ジュースも提供したいのは、「お子さん連れのお客さんが来た時に、選べるようにしてあげたい」という思いからです。

とっておきのアイスコーヒーはいかが?

近所のスーパーに、自ら買い出しに行きました。財布を握りしめて、ドキドキ初めてのお買い物。元手の350円は、自分がお手伝いして手に入れたお小遣いです。自分のおもちゃを買おうとしていたお金ですが、「このお金でコーヒーを買う!」と決意したら固かった。どのコーヒーにするかを顧客(ママパパ)に聞いて、選びました。

「パパはたくさん飲むから、3杯で1000円にしましょうか?」

さらっと繰り広げられる、とんでもないぼったくりも一興。高すぎても安すぎても売れません。一生懸命に営業に行く姿はかわいらしく、健気で時に残酷です……。

これからの「カフェイカリ」

以下、本人談の今後の展望です。
・家庭内で100円でジュースとコーヒーを売る
(基本大人向けにコーヒー、子連れのためにジュースも販売予定)
・軽食を作れるようになり、ご飯も出す
・フルーツの種類を増やす
・ミックスジュースの数量限定販売を開始する
・車での移動販売を開始し、より多くの人にジュースを届ける
・もっともっとたくさんの人がジュースをほしい!となる
・1杯1000円くらいになる
・お店が増える
結構しっかりしていてびっくり……!やりたいと言ったことはなるべくかなえてあげたいですが、これからどうなることやら。わくわくどきどきです。当面の課題は、100円玉が足りないこと。「カフェイカリ」は当然の如くオール現金払いなので、もともと現金あまり持たない私の財布から100円玉が消え去り、今0枚。由々しき事態。今日にでも、崩しておこうと思います。

おうち内起業で、アントレプレナーシップ精神を育もう!親も子も楽しいよ

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猪狩はなさん 持続可能に「好き」を楽しみたい!2人兄弟のママ

国語の先生をしながらWebライターをしている2児の母です。趣味は読書と文房具集め。手帳に子どもたちの記録をつけるのが日々の楽しみです。土日は家族であちこちお出かけしています。

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