乾パン、アルファ米など6種類の非常食を食べ比べてみた正直レビュー！

非常食の味を確かめてみた！

賞味期限の近い非常食を各所から入手しましたので、わが家で食べ比べ会を実施しました！パン3種類（オレンジパン2種類、乾パン）とご飯3種類（アルファ米2種類、おこげ）の合計6種類です。非常食を選ぶ際の参考になれば幸いです。

アルファ米2種類について

まず、アルファ米のわかめご飯と炊き込みご飯を食べました！5年保存可能品です。水を入れて1時間またはお湯を入れて15分待つとのことで、今回はお湯を入れてみました。15分しっかり待って、食べてみるとあれ、なんか固い…？

作り方をもう1度良く見てみると、「底をしっかり開いて」と書いてありました。適当に袋の口だけ開けてしまったので、線まで水を入れても、必要量の水が入らなかったようです。緊急時にこれは非常にがっかりすると思うので、心に余裕がある常時に試してみて良かったなと思いました。お湯を足してもう一度15分ほど待ったところ、しっかり柔らかくなりましたよ。

味はとても良いです！正直びっくりしました。炊き込みご飯好きの夫が、非常食関係なく喜んで食べてました。

おこげについて

ご飯での変わり種はこちらのおこげ。カレーパウダーが別添えなので、振りかけてシャカシャカしてから食べます。カレー味なので辛いかなと思いましたが、子ども達も喜んで食べていました。上の子は6種類の非常食の中でこれが一番好きだったようです。私もおいしいとは思いましたが、スナック感が強いので、非常時の食事としてはもっと食事感のあるものが嬉しいなと感じました。

缶詰のパンについて

パンは3種類。２つがそっくりなオレンジピール入りのパンです。そして、最後の1つは食べ比べにピッタリな我らが乾パン！オーソドックスな昔ながらの非常食である乾パンと比べることにより、非常食の進化が見られるのではないかと考えました。

パンは開けてすぐに食べられるのがいいですね！お水を入れたり、開けてから暫く置いたり、そんな手間がいらないのは嬉しいポイントだと思います。ちょっとしたことですが、お腹が空いていると、イライラしやすくなったりしますし。開けるのも今どき当然かもしれませんが、全てプルタブで簡単に開くのがいいと思いました。

全て100g入りです。カロリーも大体同じ。全て5年保存可能です。

オレンジピールのパンについて

食べてみるとしっとり感に驚きます！主観ですがパネトーネに似ている雰囲気を感じます。こんなにしっとりしたパンがカビることなく5年間保存できるなんてすごいと思います！

味は、おいしいおやつパンです。子どもは、オレンジピールの高級感に喜んでました。確かに、安いパンにはあまり入っていないですよね…。
片方は2個入り、片方は大きいのが1個入りだったのですが、こちらは好みでしょうか。私は2個入りの方が食べやすいと感じました。

乾パンは…

私が子どもの頃って、非常食と言えば乾パン！乾パン以外の選択肢は無かったです。小学校などで期限が近付いたものを貰って帰り、ワクワクして食べるのですが、モソモソしていて途中で飽きちゃう…。そんな存在でした。一緒に入っている氷砂糖は数が少ないものの大人気で、柿ピーぐらいの割合で入っていればいいのに…と思っていました(笑)

なつかしさを胸に乾パンを食べてみると、意外なおいしさにびっくり！乾パンも進化してるんですね！ちなみにこちらの乾パンは、なんとブルボンのものでした！乾パン作ってるって知らなかったのですが、ブルボンのビスケットだからおいしいに決まっているのか…？実は今回の食べ比べでいちばんびっくりしたのが乾パンでした。普通においしいビスケットで、さすがブルボン！

あ、あと楽しみにしていた氷砂糖がキャンデーに変わっていて驚きました。キャンデーも息子が「これ、おいしすぎ！」と言っていました。

結局、自宅用の備蓄は何にする？

何を用意するかは好み次第だけど、味にバリエーションがあるといいと思います。今回色々と食べながら災害時を思い浮かべてみて、甘いパンで少し気分が和らぐかな、でも温かいご飯に勝るものはないよなと、どちらにもメリットを感じました。子ども達の食欲がストレスで減退する可能性も考えると、飽きないように、食べたいものが選べるように何種類か用意しておきたいと思います。

でも、災害時はお湯も使えない可能性があるのと、パンはそれだけ用意すればいいのに対して、アルファ米は水が必要になることから、お手軽さはパンが上回るなと感じました。とりあえず何か用意するなら、パンをいくつか棚にいれておくと5年間安心できて良いと思います。