子どもの「遊ぼう遊ぼう」攻撃で、自分のトイレもままならない時がありませんか?わが家はしょっちゅうです…。「(トイレに)いる~??」「早く出てきてよー!」「遊ぼうよー!」とドアの向こうで出てくるのを待ち構えられています。

「頼むからトイレくらいゆっくり行かせて~!」「トイレまで追いかけてこないで~!」そんなしんどい日々に、パパが風穴を開けてくれました。

トイレの壁を隔てているのに鬼ごっこが成立している!?

パパがトイレに行くと、子どもたちがなぜかうれしそうです。子どもたちはトイレまで行って、「わー!!」「キャー!!」とはしゃぎながら走って戻ってきます。そしてまたトイレに行って、「わー!!」「きゃー!!」と大喜びで戻ってくる。圧倒的盛り上がり。何をしているのでしょうか。

トイレの中から鬼の気配が!?

子どもたちはおそるおそる忍び足でトイレに近寄っていきます。トイレまで来るとドアをノックしたり、ドアノブをがちゃがちゃしてみたり。しばらくすると、トイレの中から「どんどんどんどん!!!」と激しい物音が!「キャー!!!」と子どもたちは逃げていきます。

トイレの中の鬼はバリエーションが豊富

なるほど!そういう鬼ごっこをしていたのね。これで何往復も鬼ごっこしているけれど、飽きないのかな?と思って観察してみました。

子どもたちがドアにたどり着いた気配を察知すると、ノックされる前に「どんどんどんどん!!」と不意打ちを食らわせたり、壁をたたく音だけではなく、内側からドアノブで「がちゃがちゃがちゃ!!」と音を立ててみたり、「うお~~~~!!」と鬼っぽい、いかくする声を出してみたり、スマホが手元にあるときはスマホから子どもが怖がりそうな怖い音や声を流してみたり、音を出すタイミングを工夫したり、いろいろな音で驚かせたり、とにかく飽きさせません。

ながらシリーズの秘訣は日常に潜むちょっとした刺激

トイレまで追いかけてくることを逆手にとって、パパが見事に鬼ごっこへ昇華させていました。トイレから出てくるまで5分でも10分でもずっと子どもたちは夢中で鬼ごっこしてくれます。この手法を使えば、用を足し終わってからも、トイレの中で少しだけ、ひとりの空間を確保できます。

日常に潜むちょっとした刺激を作り出すと、子どもたちは大はしゃぎ!これからもパパの育児を観察して、技を真似していこうと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。

トイレにいながら鬼ごっこで、子どもの遊び相手をしつつ、ひとり空間も確保

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
オカメさん 妻が綴る、長所を活かし短所を補う凸凹夫婦の育児日記

天性の育児スキルをもつ夫、育児イベント参加に全力を注ぐ妻、優しい長男、元気な長女、朗らか次男の5人家族。
家族全員による感染症リレーが切実な悩み。総勢7名の両家親族に助けられて何とか生き延びています。
夫はカメラが趣味、妻は天体観測が趣味。

オカメさんの記事一覧 v-right