/ 2021.12.15

働くママ&パパの“サポーター”となってくれた商品・サービスのNo.1を決める「ベストサポーター⼤賞」。子育てハッピー部門<銀賞>を受賞したパナソニック「ギュット・クルーム・EX」の担当者、松尾さんにその魅力を聞きました。

「ベストサポーター⼤賞」とは

毎日の家事や子どもとの時間をハッピーに過ごすための商品・サービスのNo.1を働くママ&パパの投票で決定する「ベストサポーター大賞」。全国の働くママ・パパの投票で、4部門(お料理ラクラク/掃除・洗濯お助け/子育てハッピー/<特別企画>サブスク)の中から、それぞれ金賞・銀賞・銅賞が決定しました。

審査のポイント

    1. 家事の時間が短縮され、家族の時間が生まれる工夫がある
    2. 小さな子どもを持つママ・パパの気持ちをラクにしてくれる
    3. 子育て家庭向けに特化したポイントや、使いやすい工夫・仕掛けがある

※いずれかを満たすもの

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子育てハッピー部門 銀賞
パナソニックサイクルテック 電動アシスト自転車 ギュット・クルーム・EX

BE-ELFE033

この人に聞きました

松尾秋さん
パナソニックサイクルテック 商品企画部 商品企画課

「ギュット」というブランド名は、パパ・ママが大切な子どもを「ぎゅっと」するイメージから生まれました。「子どもと安全に快適に移動できることで、育児の質を向上させたい」いう思いを第一に、より使いやすく、より心地よいものへと商品開発を続けています。それがしっかりと読者の方々に伝わった結果の受賞、とてもうれしいです。

業界の“画期的”はママチームのアイデアから生まれた

電動アシスト自転車「ギュット」ブランドは、当社の子育て中のママが集まったチームが、社長に直談判して2011年に生まれました。従来の男性が設計を担当していた子ども乗せ自転車のタイヤサイズは前22インチ、後26インチなどでしたが、「ギュット」では、前後とも20インチに。それが、ちょうど女性が子どもの乗せ降ろしをしやすい高さだったんですよね。いざ発売してみたら、びっくりするほど売れて、それ以降、子ども乗せ電動アシスト自転車のタイヤは「20インチ」が業界の主流になりました。

#1:ベビー用品のノウハウが生きたチャイルドシート

「ギュット・クルーム・EX」は、子ども用品ベーカー・コンビと共同開発し、2019年に発売しました。チャイルドシートの頭周りには、コンビが独自に開発した衝撃吸収素材「エッグショック」を採用。また、ベルトやバックルの機能、肩ベルトやヘッドカバーなどの洗える仕様もコンビのベビー用品のノウハウと取り入れたものです。また、何より特徴的なのは「サンシェード」です。実は今まで自転車業界にはなかったものですが、ベビーカーでは当たり前のもの。子どもがより快適に乗れるようにと採用しました。

チャイルドシート「クルームシート」

当社の電動アシスト自転車は、家電メーカーの強みを生かし、フレームから、モーター、バッテリーまで、国内で自社開発しています。また、お客さまの声に臨機応変に対応しやすいというのも、国内で開発しているからこそだといえます。

例えば、チャイルドシートのフットカバーは、今は標準装備なのですが、ファーストモデルでは付いていませんでした。ところが発売後、ユーザーの方々から、「子どもが飛び出しそうで不安」という声をたくさんいただきました。もちろん安全面から言えば、飛び出すことは決してなかったのですが、“ないと不安”という声に配慮し、次のモデルからフットカバーを取り付けることにしました。

 

#2:実用化まで3年以上、ママのニーズに応えた自動開錠機能

ママの自転車のキーをバッグの中で探す動作が負担になっているという声に応えたのが「ラクイック」機能。キーはバッグに入れたまま自転車に付いたスイッチを入れることで、後輪のサークル錠を自動的に開錠することができます。安全性を第一に、ママたちの負担をどう軽減するか─。構想からテストを重ねて実用化するまでに、実は3年以上かかっているんです。

自動的に開錠するサークル錠

 

#3:しっかり止まる安心感を確かめて

12月に登場した最新モデル「BE-ELFE033」では、後輪のローラーブレーキを改良。よりしっかりと止まることができる「防熱フィン付ローラーブレーキ」を採用しました。従来品に比べ、ブレーキをかけてからの制動距離が短く止められるので、安全性がアップ。長い下り坂などでは心強いですよ。ぜひ一度試乗し、快適な乗り心地や安心感を確かめてみてくださいね。