/ 2019.03.14

本を片付けたと思っていた

こんにちは。ことさくらです。
シンプルライフを目指し、ミニマリストの教えを実践しています。

私は子どもの頃から本が大好きです。部屋に本棚を並べて、そこにびっしりと本を並べるのが夢でした。しかし、妊娠して片付けに目覚めてからは、本当に大事な本以外は処分しました。100冊くらいには絞ったでしょうか。天井近くまである高さの本棚を持っていたのですが、結構スカスカになり、「片付けられたな」なんて思っていました。

そんな時に知ったのが「ミニマリスト」と呼ばれる方々の存在です。ミニマリストの方々の部屋は、そもそも本棚がありません。それどころか、ベッドやテレビ、炊飯器、冷蔵庫などもなかったりします。私には無理、と思いつつ、スッキリした部屋に憧れました。私も真似して、捨てられるものはさらに捨てました。

それでも本に関しては、これ以上は捨てられないと思っていたのです。

「捨てのK点越え」という言葉に出合う

ある時、「ぼくたちに、もうモノは必要ない」の著者である佐々木典士さんのインタビューを読みました。彼にとっても本を処分するのが一番ハードルが高かったとのこと。その時に私は「捨てのK点超え」という言葉に出会いました。

もともとは、ミニマリストのゆるりまいさんによる言葉らしいです。絶対に自分には捨てられないと思っていたものを捨てることを指します。

私にとってのK点は、村上春樹さんの本でした。何度も読み返していたし、絶対に捨てないはずのもの。でも、捨てました。その他の大好きな本たちも捨てました。天井に届くくらい大きな本棚も一緒に捨ててしまいました。

好きなものを手放したことの解放感

村上春樹さんの本は確かに大好きで、私の人生を支えてくれた大切な存在でした。でも捨ててみたらものすごい解放感だったんです。もうステージは変わっていたのでした。

それ以降は、現在形で必要な本だけを手元に置くことにしています。今はこんな12冊。

紙でなくてもいい本については、なるべくKindleなどの電子書籍にしています。子どもがもう少し大きくなったら、紙の本を増やそうかな、と思っていますが。

大切なものだとしても、それがあることで新しいものが入ってこなくなっているかもしれません。一度思い切って手放してみると、今の自分にとって重要なものがはっきりするかもしれません。

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ことさくらさん

40代ワーママが目指すシンプルライフ。ズボラでも気持ちのいい暮らし、身を粉にせずに成果を出す仕事が目標です。お金についても考えていきます。夫、5歳の息子、2歳の娘、猫2匹との暮らし。カープファン。

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