/ 2019.12.27

昔は油絵を描いていた私。偶然の出会いからグループ作品展に参加することになりました。

今を去ること3ヶ月前、12月開催のグループ作品展に参加する権利を得ることができたので数年ぶりに油絵を描いて作品展に出展しようと決意しました。主催の方が愛媛県在住なので開催地は愛媛県です。

参加を決意した時、直感的に「子どもたちを巻き込もう」と思いました。

・愛媛県と子どもを関連付けた油絵を描きたい
・子どもと一緒に愛媛県まで作品展を観に行きたい

まずは娘をその気にさせる

作品作りは私だけの問題なので主催者と相談しつつ、方向性を相談したり確認して制作を進めていきました。
3歳息子と5歳娘の2人を愛媛県まで連れていけるのか?夫にも相談をして、3歳息子を夫に託し5歳娘と愛媛県に行くことにしました。

そうと決まれば娘をその気にさせるための声かけを意識します。
・飛行機に乗るよ!
・みかんがいっぱいあるよ!
・ママの絵が愛媛県に飾ってあるよ!娘ちゃんも描く?

そのようなことを娘に吹き込んでいると娘がその気になって私より先に「愛媛県楽しみ」と絵を描いて私に見せてきたので、「吹き込み大成功*」と心の中でニヤリとしました。(娘が描いた実際の絵↓)

その行動力と素早やさ、そして「楽しみなことを素直に表現する」ところ、見習いたいです。
グループ作品展には「娘が愛媛県を楽しみにしている様子」を表現した絵と「娘が描いた絵」を展示する作品、愛媛県の伝統行事を描く作品の2点出品することに

仕事もあるので昼は仕事、早朝に絵を描くというリズムを作って制作していきました。

こんな風に2点の作品を進めていきました。
ある日の早朝、私が絵を描いていると娘が起きてきて私が壁にキャンバスを立てかけて制作している姿を見られたことがありました。
すると娘は母の真似で、壁に貼ってある自身の作品に加筆していました。その姿が私には頼もしく思えました。

なんとか私も作品を仕上げ作品を送り、グループ作品展のオープニングレセプションに参加するために娘と二人旅に出発。
娘が飛行機に乗るのは4年ぶり。前回飛行機に乗った記憶はありません。

ほぼ初めての空港では張り切って歩いてくれるし、旅のお供のぬいぐるみも自分のリュックに入れて持ち歩いてくれます。
いつもなら3歳息子が一緒で歩かせれば反対方向に行ったり、1人で先に行ってしまったりと一緒に行動するのが大変ですが、5歳にもなるとちゃんと考えてついてきてくれます。いつもより楽だなぁ、娘も大きくなったなぁ とまた娘の強さを知りました。

会場に着くと娘の絵と私の絵が飾ってある!

今まで観たことがない特別な光景に照れながらも嬉しそうな顔をしてくれました。

そう、この体験を娘にしてもらいたかった!!

私は娘にとって「自分の絵が額に入れて飾ってある」ことは、喜びと達成感を感じるとともに、周りに認めてもらう体験になるだろうと考えたからです。

娘の満足そうな表情を見たときは娘も一緒に参加できて良かった!と心から思いました。

私は子育てお勉強には熱心な方ではありませんが、子どもたちには自己肯定感が高めに育って欲しいと考えています。
娘には「自己肯定感の体験」としてグループ作品展への参加、私にとっては再び油絵を描く「挑戦」することができて充実した期間を過ごすことができたと思いました。

母の挑戦を自分なりに楽しんで、ついてきてくれた娘。頼もしく思えたし、今度は息子も一緒に何かできるかなと新たな希望をもらいました。

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いとうミオ子さん

2児の母。子どもたちの成長を絵に残しています。子どもたちのために描いていましたが、一番癒されているのは実は私です。娘が小学校にあがる前に絵の個展をするのが目標。実現させます。よろしくお願いいたします*

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