台湾には、町中に朝ごはん屋さんがたくさんあります。手軽に買うことができるため、出勤途中や通学途中で朝ごはんを買っていく姿を毎日見かけます。そんな朝ごはん屋さんでよく食べられている台湾らしい朝ごはんの一つに蛋餅(ダンピン/ダンビン)と呼ばれるものがあります。

その作り方や見た目から、日本では「台湾クレープ」や「台湾トルティーヤ」と呼ぶ方もいるそうですが、台湾好きな方や海外グルメ好きの方は、もしかしたら一度は食べたことがあるかもしれませんね。

実は、特別な材料いらずで、家庭でもとっても簡単に作れるので今回は紹介したいと思います。

皮はどこで手に入れるの?

外側の皮は、シンプルな配合なので薄力粉から作ることも可能ですが、業務スーパーなど売られている「蛋餅皮」を使うと便利です。台湾では、各メーカーの皮をスーパーで手軽に手に入れることができます。

ちなみに、皮から作る場合は、薄力粉50gに対して、15ccの水と小さじ0.5の塩、刻みネギ適量を混ぜた生地をクレープのように焼くことで作ることができます。多めに作り、冷凍保存も可能です。(その場合、生地どうしがくっつかないようにクッキングシートやラップなどで仕切っておきます。)

今回は、市販の蛋餅皮を使った方法を紹介していきます。

■材料(1人分)

蛋餅皮    1枚
卵      1個
お好みの具材 適量
(チーズ・コーン・ほうれん草・ハム・シーチキンなど)

■作り方

1.熱したフライパンに薄く油をひき、薄焼き卵を作る容量で卵を焼いていく

2.すぐに皮を乗せる

3.卵が焼けたら(焼きすぎないように)、ひっくり返し、真ん中一列に具材を乗せる

(今回は、チーズと細かく刻んだ茹でほうれん草を乗せています。)

4.両側から三つ折りにして、綴じ目もひっくり返して焼く

5.食べやすい大きさにカットして完成

温かいうちに塩コショウやケチャップを付けて、食べるとおいしいですよ!子どもたちには、チーズ+コーンの組み合わせが好評です。具材は、お好みですが、火の通りが早いものにすることとチーズを入れること(三つ折りにしたときに崩れにくい)がおすすめです。

休日の朝、ゆっくりとおうちで世界の朝ごはんを楽しむのもいいですよね。ぜひ、台湾気分を味わいながら、アレンジも楽しんでみてください。

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この記事を書いたブロガー

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nimo*さん

元食品メーカー勤務のフリーライター。4歳と1歳の姉妹の母。趣味は食品工場見学で国内外問わず、200か所以上足を運んでいる。夫の転勤のため、17年11月より台湾高雄にて駐在生活中。そんな台湾での子育てライフをぎゅってWeb内“台湾あるある子育て絵日記”にて紹介中。

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