子どもが通ったのはインクルーシブ幼稚園

小1女子と年中男子を育児しています。2人が通う(通った)のは、インクルーシブが進んでいる幼稚園。ある年には、クラスの4分の3が療育に通っているというほど多様な状況の子ども達が通っていました。

ここ最近、インクルーシブトイレの設置など「インクルーシブ化」は急速に取り入れられつつあると感じます。そこに便利さを感じる人がいる一方、混乱を招く事態が生じているのも現状かもしれません。

発達に課題を持つ子どもが多く通う幼稚園に通わせて体感する、「自分にとってインクルーシブとはこんなもの」という一個人のつぶやきです。

この幼稚園でありがたかったこと

この幼稚園に通わせて、とてもありがたいなと感じたできごとがあります。

年長の夏、朝からプールというシーズンがありました。その頃、国立小受験に向け朝学習をしていた私たち親子。やっておきたい朝学習を済ませてから登園すると、決まった集合時間には遅れてしまうのです。そこで園に相談し、率直に事情を相談。遅刻での登園を認めていただけないかをかけ合いました。すると…二つ返事で、OK!

子どもはバタバタと急いで着替えをすることになりましたが、1人で着替えて準備するなら大丈夫とのこと。園としては、本来の登園時間じゃない1人の子の登園確認のために先生の仕事が増えるわけです。ましてプールだと安全確認もあり、厄介だと思います。それを、「それぞれのご家庭の意向を尊重する」という考えのもと、引き受けてくださる。心からありがたいなと感じました。

受験の結果自体は受験前の抽選で外れました(笑)。しかし、「やるべき事をやり切った。後悔は無い」と爽やかに受け止められる心境になれたのはこうした先生の対応あってのことでした。

自分にとって、インクルーシブはこんなもの

そこで感じたインクルーシブとは、支援が必要な人だけを巡る話ではなく、「自分自身が、受け入れられている」その実感の中で、「そしてまた他の人も受け入れられる存在なのだ」と認める、ということでした。

自分らしさが受け入れられる。自分のライフスタイルでやっていい。それをOKと言ってくれる。だからこそ、他の人らしさ、他のライフスタイルにもOKを言える。(一般的な考えとは異なるのかもしれませんが…)そんなことが、インクルーシブなのかと個人的には感じました。

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ずぼらママさん ズボラなまま乗りきりたい小学生&幼稚園児ママ

■内容
1.料理(ズボラでもそれっぽい盛りつけ/時短でも栄養バランスギリOKな料理)
2.子育て(自己肯定感/塾代節約をもくろむ家庭学習/英語)
3.この場を借りてダイエット
■仕事:ゆる在宅。仕事を広げたいと四苦八苦しています。

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