ファミリーキャリアの重要性

ファミリーキャリアとは「家族としてのキャリア」のことを指します。家族全員が個々のキャリア目標を追求しながら、家族として時間軸を持ってキャリア戦略を考えることは家族の絆を強化し、共同の目標に向かって成長することにつながります。働き方が多様化していることや、人生100年時代になってきたことで、キャリアの立て方にも変化が出てきているのではないでしょうか。

ハーバードビジネスレビューでは、下記の通り5つのモデルが提唱されています。
- シングルキャリア(例:専業主婦・主夫)
- リードキャリア(例:片方がフルタイム正社員、片方がパートタイムや時短勤務等)
- 交替型キャリア(例:この1年は夫が仕事優先、来年は妻が仕事優先)
- 並行型キャリア(例:パワー・カップル)
- 補完型キャリア(例:日勤フルタイム会社員と夜勤フリーランス)

<参考>ハーバードビジネスレビュー
https://dhbr.diamond.jp/articles/-/5282

家族で話し合って決めることではありますが、理想は「補完型キャリア」ではないでしょうか。

「夫婦のキャリアにおける多様性は、往々にして生活をうまく回しやすい」と考えられていますが、補完型キャリアは仕事の性質、キャリアフェーズ、繁忙期、時間帯などが異なる夫婦となるため、話し合いの中で家族のフェーズ(幼児育児中など)に合わせて働き方を家族単位でキャリア戦略を立てるのはすごくポジティブなキャリア設計だなと思います。

そして、ファミリーキャリアを設計するための人生の指針として、まず家族のミッション・ビジョン・バリューを設定することが秘訣です。

わが家のミッション・ビジョン・バリュー

こちらが現在のわが家のミッション・ビジョン・バリューです。企業には必ずあるものですが、それを家族というチームに設定するイメージですね。

<ファミリーミッション> 
それぞれの個性を尊重し、支え合い、笑い合える、心理的安全性の高い環境をつくる

<ファミリービジョン>
子の健やかな成長

<ファミリーバリュー>
- ストレスを溜めない
- 選択肢を増やす
- 時間の余白をつくりだす
- 会話によるコミュニケーションを絶やさない

ビジョンは時間軸で更新していく予定ですが、今はまだ幼い子どもがいるのでまずは子の成長にフォーカスしています。定期的に家族会議で進捗やビジョンの更新など話し合っていかないといけませんが、年に1回とか半年に1回とかそういう場を作ってもいいですね。そして個人的に、個人のミッションにも落とし込んでいます。具体的なアクションプランは毎年年始に掲げるようにしています。

死ぬときに良い人生やったなって感じる状態をゴールに設定しているので、ファミリーミッションとミッションピラミッドになるようにイメージして作成しました。

<個人ミッション> 
笑顔の絶えない人生を

<個人ビジョン>
経済的、時間的、精神的な満足度の向上

<個人バリュー>
- 収入を増やす
- 収入源を増やす
- 勤務時間を減らす
- ストレス発散方法を増やす

個人で家族でどうありたいですか?

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ヤマダマダさん 家事と育児が苦手な会社員母ちゃん

40歳夫婦、保育園男児がいます。中小IT企業に勤務している会社員。不妊治療の末、やっと授かったのに、育児も家事も得意ではないことが発覚し、日々邁進中。好きなことは漫画を読むことと[Alexandros]のライブで汗を流すこと。

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