小3から4歳までの3人の子どもを育てています。年齢差が4歳半ある子どもと暮らすうえで困ることのひとつに、上の子の持ち物に対し、下の子が興味を持ってしまうがあります。

とくに、おもちゃの誤飲が心配な乳幼児期は、上の子の細かなおもちゃは蓋付きのボックスにいれるなどの工夫をしています。そして最近も、こんな出来事があり収納を見直す必要に迫られました。

兄姉の教科書に興味津々な下の子

「ママ!二男くんを何とかして!」と、長女(小3)が泣きついてきました。視線を二男(4歳)に向けると、長女の真新しい教科書のページを思いっきりめくっています。幸い破れてはいないものの、以前に二男に教科書を破かれたり落書きされたことがある長女は気がかりな様子。

発達の遅れがある二男には、教科書を破ってはいけない、落書きをしてはいけないという指示が通りません。これは収納を変えるしかないなぁ…と思いを巡らせます。

教科書の収納方法(Before)

教科書はブックスタンドに入れています。ブックスタンドは簡単に出し入れでき、毎日使う教科書の収納にぴったり。ですが、裏を返せば、手の届く位置にあれば、いたずら盛りの乳幼児でも取り出せてしまいます…。

教科書の収納方法(After)

そこで、前が開いたブックスタンドではなく、手前にガードのあるファイルボックスに教科書を入れてみました。乳幼児が取り出しにくく、小学生なら取れる、を考えたときファイルボックスがベストだと考えたのです。

変更して2カ月経ちますが、こちらの対策で二男が教科書を出すことはなくなりました。今後、二男が取り出してしまうようになったら、ファイルボックスをくるりと180度まわし、全面を完全に塞ぐつもりです。

半透明であれば背表紙が見えるので、どこに何が入っているかは一目瞭然ですね(教科書は出しづらくなりますが…)。

発達の遅れがある二男も、そして一緒に暮らす私たち家族も、両者が暮らしやすい部屋を模索する日々です。今回のファイルボックスの教科書収納は、乳幼児のいたずら対策としても有効だと思います。お困りの方の参考になれば幸いです!

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ヨリさん

小3、小1、4歳の母。発達遅れのある末っ子の療育と仕事の両立が課題。共働き、3人育児の暮らしの工夫をブログ「よりみち家族」を書いていたら、1冊の本になりました。書籍「暮らしの最適化」発売中です。

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