子どもの「料理したい!」は、ときにめんどくさいなぁと思うこともありますが、出来る範囲で一緒にやるようにしています。好きな食事を自分でつくるスキルは生活をより良くしてくれるので、子どにも身につけてもらいたい、が大きな理由ですが、もう一つこんな目論見もあります。

それは「料理」を通して、学校での勉強が実生活に役立つことを実感して欲しい!ということ。

料理で学ぶ「国数社理」

ある日、小学生の長女が「朝ごはんにホットケーキを作りたい」と言いました。ホットケーキは一緒に何度も作っているため、今回は困った時だけ親がサポートに入り、基本的には長女に任せることに。

ホットケーキミックスに書かれているレシピの手順通りにつくるためには読解力(国語力)が必須です。レシピに従ってつくり始めた長女を見て、着実に読解力が身についていると感じました。

レシピの「牛乳を180cc 加える」を読み、長女は計量カップで180ccの牛乳をはかりました。これはまさに、小2の算数で習った「水のかさの単位」の実践編。ホットケーキを作る過程の一つをみても、「レシピを理解する(国語)」「牛乳をはかる(算数)」などの知識が役立ちます。

子どもが小学校高学年くらいになれば、コンロでお湯を沸かして、水に熱を加えることで蒸気に変化することを実感したり(理科)、スーパーマーケットで買い出しを任せて、食べ物の産地に馴染んだり(社会)もできそうです。

小学生からは料理も任せてみる

料理は、調理の技術以外にも仕事に役立つエッセンスが詰まっているとも思います。キレイに盛りつけるデザイン力や、手際よく料理をこなす段取り力は、社会に出てから役立つはず。

最近は、長男(小1)でも簡単につくれる「ゼリーの素」で、一緒に料理体験をしています。子どもたちには台所でたくさんのことを学んで欲しいなと思います。

子どもには料理を通して学びを深めてほしいです!

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ヨリさん

小3、小1、4歳の母。発達遅れのある末っ子の療育と仕事の両立が課題。共働き、3人育児の暮らしの工夫をブログ「よりみち家族」を書いていたら、1冊の本になりました。書籍「暮らしの最適化」発売中です。

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