スマホのカメラが普及し、いつでも簡単に写真が撮れるようになりました。子どもの一瞬の表情も逃さず撮影できる一方、写真データがどんどん増え、管理に頭を悩ませる方も多いかもしれません。数年前まで、私もそのうちの1人でした。

二男の育休中に一念発起し「写真整理」の仕組みを整えました。ゴールにしたのは「1年に1冊のフォトブックを作ること」。スマホに撮りためた大量の写真データを整理し、プリントアウトするまで、わが家のルールを決めた結果、写真整理の悩みが解消されました。写真整理の手順は次の通りです。

1|スマホ内の写真を整理する(気づいたらすぐ)

子育て中の今、スマホでパッと写真が撮れるメリットは計り知れませんが、気がつくと同じ構図やピンボケの写真がスマホのアルバムに溜まっています。ベストショットがこれらのなかに埋もれてしまうのは、もったいない。同じ構図、ピンボケは、できる限りその場ですぐ消すようにしています。

2|写真データをスマホからパソコンに移す(3カ月毎)

すべてのデバイス(スマホ、デジカメなど)の写真データは、パソコンのフォルダに移して保管しています。写真データの移動は、3ヶ月に一度、写真をたくさん撮るイベントの後に行います。

3|写真データを「年月ごと」フォルダに分類(3カ月毎)

パソコンに保存した写真データは、忘れないうちにすぐにフォルダへ分類します。分類方法は、「行事ごと」ではなく「年月ごと」にです。「行事ごと」は、写真内容を確認して分類する必要がありますが、「年月ごと」ならば、撮影日で機械的に分類できます(ファイル名称から日付が分かる場合が多いので)。

4|ベストショットを選ぶ(年1回)

「年月ごと」フォルダのなかに、「ベスト」フォルダをつくります。「ベスト」フォルダには、「年月ごと」フォルダに保存した写真データのなかから、この月のベストショットを選び、同じものをコピーして保存しています。この作業は、次に記載するフォトブック作成と一緒に行っています。

5|フォトブックを作成する(年1回)

4で選んだベストショットは、一部をプリントアウトでも残します。パソコンが扱えない子どもたちでも、気軽に家族写真を見られるからです。

写真のプリントアウトは、1枚ずつ印刷しアルバムにしまう方法ではなく、フォトブックに製本する方法を採用しました。年に1冊、年末年始休暇のタイミングでフォトブックを作成しています。使っているサービスは「しまうまプリント」です。

「写真整理」のルールは、少しずつ家族にも浸透してきました。ここ数年は、夫がフォトブックを作ってくれていますし、最近は長女(小3)も一緒にベストショットを選びます。何事も仕組みを作るまでは面倒ですが、一度軌道に乗れば、毎年しっかり続くものだなぁと「写真整理」を通して感じました。

写真データのバックアップも忘れずに!

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ヨリさん

小3、小1、4歳の母。発達遅れのある末っ子の療育と仕事の両立が課題。共働き、3人育児の暮らしの工夫をブログ「よりみち家族」を書いていたら、1冊の本になりました。書籍「暮らしの最適化」発売中です。

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