うちの可愛い猫たちは保護猫出身です

こんにちは。ことさくらです。
うちの猫たちです。大きい方がけんた(♂キジトラ)、小さい方がゆう(♀ハチワレ)です。6年前に「ランコントレ・ミグノン」さんが運営するシェルターから迎えました。いわゆる保護猫ちゃんです。

ペットショップで買うことを考えなかった一番の理由はミックスの猫が好きだったからです。都内の譲渡会を検索し、2つ目の譲渡会で2人に出会いました。親ばかですが本当に美猫。けんたはグダグダしたところもありますが見た目はアイドル並みだと思っています。ゆうちゃんは隙のない美人です。

保護ボランティアさんの元でたくさん学んできました

彼らは杉並区で保護されたそうです。母親はすでに成猫だったため不妊手術してリリース。子猫たちは人に飼われても大丈夫な月齢になるまで保護ボランティアさんのところで育ちました。

トイレのしつけはもちろんのこと、人間を攻撃するという発想はないみたいで何かあってもじっと我慢。決められたところ以外で爪とぎをしたり、いたずらしたりもありません。ゆうちゃんはうちにきてしばらく、来客があると1人ずつにあいさつして回っていたので、譲渡会での立ち振る舞いも教えられていたのかなと思います。

きちんとした保護ボランティアの元で育った子は本当に賢くて、一緒に暮らしやすいです。保護猫ちゃんを選んでよかったな、と思いました。

保護猫は譲渡の時に飼育状況がチェックされます

保護猫は実際の譲渡の時も念入りです。ボランティアさんが家まで来て飼育環境をチェックします。マンションの規約も確認します。それから1週間程度のトライアルを行います。もう一度、猫たちをボランティアさんのところへ連れて行って契約書を交わし、ようやく譲渡が成立します。譲渡後もボランティアさんが飼育の相談に乗ってくださいます。

そのような形でボランティアの方々とやり取りする中で、ペットを取り巻く環境について考えさせられることが増えました。例えば、日本ではおなじみの生体陳列型ペットショップは欧州先進国では珍しいとのこと。私もいつも気になっていたのです。販売しているペットたちを必ず売り切るなんてできるんだろうか、売れ残った子たちはどうなるのかと。

また、ペットショップで購入する場合は、飼育する人や飼育環境についてチェックされることはないでしょう。誰でもお金を払えば購入できてしまいます。それで大丈夫なのかな、と心配になります。

ペットを飼うことを考えた時には譲渡会へ

東京都の小池都知事はペットの殺処分ゼロを公約に掲げて当選し、東京都では犬の殺処分ゼロを達成しているそうです。猫も2019年にはゼロを目指すそうです。それは一度達成すればよいゴールではなく、維持していかなくてはならないこと。裏側にはボランティアさんたちの多大なる努力があります。

どうしても、ふさわしい飼い主に出会えていない保護犬、保護猫、保護ウサギ等々は出てきてしまうものです。そこでペットを飼うことを考えた時には、一度譲渡会を訪れてみてください。可愛い子たちがいっぱいいます。

また、一つの譲渡会で「合わないな」と思っても、別の団体が主催している譲渡会を検討してみてください。犬も猫もそれぞれ個性があるのはもちろんのこと、飼育条件などは団体ごとに異なります。

猫も人間も幸せに過ごしていきたい

ちなみに人間の子どもたちとは一定の距離を保って生活をしています。長男はとにかく泣く子だったので、猫たちは絶対に近寄りませんでした。娘は割と静かだったので、赤ちゃんの時は猫たちも気軽に近寄っていたのですが、歩くようになってからはグイグイ来るので嫌みたいです。

猫がいることで、子どもたちは命を大切にする気持ちを学んでくれていると思っています。特に長男は、猫の気持ちを考えて必要以上に近寄らないようにするなど、気を遣ってくれています。家族だけれど種が違うので、一番近い異文化コミュニケーションです。

実はうちの猫たちは、長い棒と作業着を着た男性を異常に怖がります。何かつらい思いをしたのかなと想像します。これからはずっとずっと安心して暮らせますように。家族6人(人間4人+猫2人)みんなが幸せに過ごせる家庭を築いていきたいです。

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ことさくらさん

40代ワーママが目指すシンプルライフ。ズボラでも気持ちのいい暮らし、身を粉にせずに成果を出す仕事が目標です。お金についても考えていきます。夫、5歳の息子、2歳の娘、猫2匹との暮らし。カープファン。

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