地元農家さんが作る日本古来のかぼちゃ

私の住む町では、昨年の6月から毎月1回、町役場で地元農家さんが採れたての野菜を直売してくれています。

珍しい野菜を扱っている農家さんがいて、毎月楽しみにしているのですが、そこで面白くて調理しやすくて美味しいかぼちゃ(南瓜)を知りました。

その名も「鶴首かぼちゃ」地方によっては「ひょうたんかぼちゃ」とも言われるそうです。どちらの名前も見た目が似ているからという由来のようです。

私たちが普段よく見て、料理に使っている緑の硬いかぼちゃは外国から入ってきた「西洋かぼちゃ」の一種で、ポルトガルから鉄砲などと一緒に日本に入ってきました。

鶴首かぼちゃは西洋かぼちゃよりも、もっと古くから日本で栽培されている「日本かぼちゃ」の一種です。見た目、バターナッツにも似ていますが、バターナッツも実は「日本かぼちゃ」に分類されています。(バターナッツ、てっきり、最近入ってきた西洋かぼちゃの一種かと思っていました)

子どもたちと栽培農家さんに調理法を教わったよ!

ただ、調理したり食べたりしたことのない食材って、なかなか手が出にくいですよね。そこで地元の栽培農家さんは考えた!

昨年の9月に鶴首かぼちゃの料理教室を栽培農家さん主催で開催してくれて、子どもと野菜の直売会に行ったときに、子どもも一緒に参加できるよとお誘いしてくださいました。

実際野菜を作っている農家さんがいろいろ教えてくれて、子どもと一緒に楽しく作って、美味しく食べる。地産地消と食育、さらに農業も知れる、また普段交流のない方とも交流ができ、一石二鳥どころでなく数鳥にもなる素敵な催しでした。

鶴首かぼちゃの中ってこんな感じ!

鶴首かぼちゃ、実は、西洋かぼちゃよりも皮も実も柔らかいので、調理しやすいのです。西洋かぼちゃでよくある途中で包丁が引っかかって取れなくなるとか、ものすごく力を入れないと切れないということがありません。

皮をむいて使うのですが、皮も包丁でむけます。かつらむきでもむけるものもありますが、少し硬くても、かぼちゃをまな板に置いて皮部分を切ることができます。

また実も柔らかく、西洋かぼちゃよりも早く火が通るので調理の時短にもなります。濃厚な味で、甘く、食感は、ねっとりとしています。

調理しやすく美味しい!すっかり虜になりました

繊維質が少なく、ポタージュにするととても滑らかに仕上がります、甘く柔らかいのでペーストにしてお菓子作りにも向いています。

我が家では、かぼちゃシチューやかぼちゃグラタン、衣をつけて揚げるだけ、焼いて上からチーズをかけたり、仕事から帰宅して簡単に時短でできる料理に多く使っています。

ただ、一般のスーパーでは販売されていないと思われるので、地元の直売所や道の駅などで地元の農家さんの野菜が売っている場所で探してみてください。見つけられたらラッキー!です。

とねマルシェにも登場!

先日、主催しているマルシェでも、地元のレストランが鶴首かぼちゃをクリームスープにして販売してくれました。そえられているパンも地元のパン屋さんのものです。

鶴首かぼちゃを見つけられたラッキー!な方は、ぜひ食べてみてね

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AImamaさん

2011年生まれの男子、2013年生まれの女子の母 。東京にほど近い田舎在住。趣味は懸賞、特技は読み聞かせやモノづくり。

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