長男が6歳になりました

こんにちは、ありんこです。今月で長男が6歳になりました。来年には小学生。あの小さかった赤ちゃんが…なんてよく言いますが、本当にしみじみ思います。でもこの長男、出産時本当に本当に大変だったんです…。周りのママにその時の話をすると、ほぼほぼ驚かれ「それは大変だったね」と言われます。

未だにわが子以上の〇〇の赤ちゃんに出会ったことがありません。そんなわが子の出産ストーリーがどうだったのかを、今日は書いていこうと思います。

初めての妊娠時、そのときは

妊娠時、食べづわりが多少あったものの大きなトラブルなく過ごせていました。なにか口に入れてないと気持ち悪くなってしまうため、しゅわしゅわキャンディーや梅味の飴などは必須。そうなってくると気になるのが体重管理…私が活用していたのはしらたき料理。焼きそば味やナポリタン味など、食べたい欲が大きかったので、そういうものでごまかしていました。

夫は普段と変わらない食事でしたが、一緒に食べてしまうと体重が増えてしまうので別でごはんを作っていました。デザートには凍らせた果物。特にスイカがスイカバーみたいでおいしかったです。

そんな食べることが大好きな私にとっては血の滲むような努力の結果、出産時まで目標体重をキープできました。我慢しすぎて食べ物が出てくる漫画ばかり読み、一度暴飲暴食をしてしまい、尿検査でひっかかったことはありましたが(笑)。

前駆陣痛…とは?

出産予定日が近づいてきてそわそわ。今日生まれたら何の日かな?とネットで検索しては待っていました。しかし1週間過ぎても生まれず、実際に生まれることになった日の3日前の検査で「3300gくらいだね〜特に異常はないからそのまま様子見で」と言われ帰宅。そして帰宅してから、身体をぞうきん絞りをされているような痛みに襲われました。

その痛みはどんどん強くなってきて「これは陣痛だ!」と陣痛タイマーを測ってみると、7分だったのが14分になったりと不定期。これが前駆陣痛?いやいやこれ以上痛くなったら死ぬって!!というくらいの痛みで、ひたすら布団で叫んで泣いていました。夜も眠れず、耐えられない歯の痛みも出てきて本当にしんどかったです…。でもその不定期な前駆陣痛らしきものが3日間続きました。

そして3日目、金曜日だったため、念のため入院しようかとようやく産院へ行く許可が下りましたが、痛みはずっと続いてるのですでに疲れ切っていました。それでもようやくこの痛みから解放されるとホッとしたのを覚えています。

入院、そして分娩台へ

入院すると夫がついていてくれましたが まーーーーーしんどい!夜入院して朝方まで痛みがないときに、意識を失ったように寝るの繰り返し。事前に予習して用意したストローの飲み物、アロマをつけたタオル、テニスボール…何も効果がないほど痛かったです(泣)。助産師さんたちからは、叫ぶと体力が削られるから声は出さないでと言われるものの、「これが叫ばずにいられるかー!!」という心境でした。

朝になり、朝食のフレンチトーストが運ばれてきましたが、もちろん食べられる余裕もなく…痛がってる横で夫に食べられた恨みは今でも忘れません。その間赤ちゃんの様子を見てもらいますが、なかなか産まれる様子がなく、促進剤の投与が始まると余計に痛みが増してきました。

午前中ひたすら耐え続け、いよいよ分娩室に移動許可が下りたのは正午ごろ。相変わらず叫んでいる私の隣の部屋では、経産婦さんが声も出さずに出産を終え、私はなぜこんなに苦しんでるのか悲しくなりました。でももう産むしかない。みっともなくても生むんだと、気持ちはしっかり残ってました。

分娩台に乗り、相変わらず「声を出しちゃだめ!いきんじゃだめ!」等々言われ、もうしっちゃかめっちゃかでした。もう早く出したい、痛みが終わってほしい、もうそれしか考えられない中、先生が「うーん吸引するか」と言って吸引。

もう陣痛が痛すぎて、この時の痛みや違和感は全く感じず。それでも出てこないわが子。今度は「おなか押すね〜」と言われ、結構な力でおなかをぐーっと押され、これは違う痛みと圧迫感で気持ち悪くなりました。そして、それでも出ない…先生たちも困った様子で言います。

「しょうがない 切るかー」…え?

緊急帝王切開になってしまった!

陣痛やあらゆる痛みの中、ちょっと赤ちゃん出ないから緊急帝王切開するね、と話がありました。もうこの時の私は「もうなんでもいいから助けて!!!」です。

先生と助産師さんから書類を見せられながら、夫と叫んでいる私に説明があり、同意書へのサインを求められますが、この時間もめちゃめちゃ苦痛でした…。そしてようやくサインも終わり、手術なので夫とはさよなら(きっとこの間、寝てたと思う。 眠い中、叫んでいる私を寝ながら腰さすってたからね!笑)。

手術台に「裸で横向きで寝て」と言われても、もう恥ずかしいなんて感情はなかったです。麻酔を背中に打つということで痛そうと思いましたが、陣痛で苦しみ続けていたため、そんなに痛さを感じずに済みました。そしてこの時、麻酔に心から感謝しました。陣痛が痛くない!!ふと我に返り、いきなりずっと叫んでいたのが恥ずかしくなり、助産師さんに「大声で叫んですみませんでした(汗)」と平謝りしました。

そしていよいよ手術です。部分麻酔なので意識もあり、会話ができるのでとても冷静に会話していました。「気持ち悪くない?」「大丈夫です、ありがとうございます」と先ほどとは別人です(笑)。

「じゃあ切っていくね〜」と言われドキドキでしたが、麻酔のお陰で、刃の感触が若干わかる程度(今考えたら怖いですがそのときはそれどころではなかった)。時々、痛みを感じたので麻酔を追加してもらい、いよいよ「出るよ〜」です。

こんなフルコースだったのに生まれなかった理由は

おなかの下方を横に切ったのでそこが引っ張られる感じがして、うっとなりましたが、ついに長男誕生しました。「あーーー長かったよー、生まれて良かったよーーー」とぼろぼろ涙が出てくる中、先生が言います。「あ〜これは下から産まれないわ〜笑」ん?と疑問に思っていると「見て〜4335gの元気な男の子だよ〜」と。

え?待って待って。3日前3300gだったよね?そんなことある?と冷静に思えたのは後々のこと。その時は「あー元気で良かったーーー」それだけ。抱っこしてカンガルーケアさせてもらって助産師さんに長男を渡すと、すぐ意識を失いました。

気づくとベッドの上で下腹部の傷と途中まで頑張った下の部分がじんじん痛みがありました。切ったばかりなので起き上がれず、尿カテーテルを入れられ、これも地味に痛かったですが、私の気持ちは「終わりの見えない陣痛よりはマシ」でした(笑)。

その後も寝返りを打てないほどの傷の痛みや、歩かないといけないので、痛みの中なかなかなハードワークでしたが、3日間の本陣痛並みの前駆陣痛があったので、感覚が麻痺していて助産師さんに驚かれるほどの回復力だったようです。

まさかまさかのだったけれど

こんな3日間の超絶痛い前駆陣痛とか入院してからの時間とかがあったので、「結局切るならもっと早く切ってくれー!!」「なんでエコーで1kgも誤差が出るんだー!」とは後で思いましたが、兎にも角にも長男が無事に産まれてくれたことですべてチャラです。先生、助産師さんたちには本当に本当に感謝でいっぱいです。あんなに大きな声で叫んでごめんなさいと未だに思います…。

そんなビッグベイビー長男。産後まあ周りに驚かれる。お見舞いに来てくれた1カ月前に産まれたママ友の子どもよりすでに大きい(笑)。安定感半端なく、もう首が座ってるのでは疑惑まで…まあそれでも赤ちゃんは小さくてかわいかったです。

その後、授乳して私の母乳は出ているものの、大きすぎて食欲旺盛なので足りずに泣いてばっかりで、混合で3カ月頑張ったものの早々に完ミに切り替えました。ずーーっと飲まれていたので、とても楽になったのを覚えています。

その長男、しょっぱなから成長曲線の体重飛び出ていましたが、3カ月ころにようやく範囲内に入り、それ以降、6歳になった今も成長曲線内ギリギリ上の方ですが、ぽよぽよというよりがっしりしていて骨太なのでは?案件です。3歳半検診で体重がひっかかって大変だった話はまた今度…。

とってもとっても大変だった出産フルコースの長男の話でした。この話をすると笑われるので、どなたかの笑顔の話になりますように…!

大きかったのは遺伝性!? いとこも4000g超えだった

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ありんこさん 楽しい・楽ちん・節約ママの等身大 子育てLIFE

やんちゃキッズを育てているママです。楽しいことが大好きなので週末はスケジュールを詰め込む癖あり(笑)。子供英会話講師をしたのち、今は新人講師をサポートするポジションへ。目標:無理はしない/好きなこと:映画、旅行、キャンプ、お酒&食べる

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