母と子の暑き戦い!?ワンオペでパリへ4泊5日の夏休みドタバタ旅行記

2024.09.02

夏、真っ盛り！

こんにちは、Kyokoです。新学期も始まり、就学児のいる親御さんは疲労もピークかと思います。かくいう私も、イギリスの小学校に通う6歳児がいるため、毎日が戦いです。

さて、そんな私たちが楽しみにしていたイベントがありました。それは、パリ旅行！

おいしいものを食べて、ビューティフルな街を散策し、アスリートたちの熱き戦いを目に焼き付ける…そんな素敵な夏休みを予定していたのですが、その予想は儚くも消えました。

なぜって？…夫が急な出張で旅行に行けなくなってしまったから。もう、すごく悩みましたよ。この時期のパリに子ども連れて1人でいくなんて、もはや狂気の沙汰ではないのか。

そこまでしてパリに行って、楽しい思い出が作れるのか。もとい、子どもの安全を私1人で確保できるのか。懸念点はつきませんでしたが、私の中のワンオペ母としてのプライドが、むくむくと頭をもたげてきたのです。

パリ行きの電車のチケット代、チケット代、全ては行っても行かなくても帰ってこない。最終的にはこれが決めてとなって、決断しました。

行ってきたんです！子ども2人を連れて、4泊5日のパリ旅行へ！今回のブログは、役立ち情報などあまりないかもしれません。でも、この珍道中を読んで、誰かがクスッと笑ってくたら嬉しいな、と思います。

出発早々いきなりあの言葉！

我々の出発地は、イギリスです。ロンドンからパリは、電車で2時間程度。早朝の電話車に飛び乗って、一路パリを目指します。4人がけのボックス席で相席になったフランス人であろう女性が目を見張って一言。

「え、1人で子ども連れてパリにいくの？」

はい、そうです。そして、フランス人感覚でも、ワンオペ旅行は狂気の沙汰のようです。そして、パリ到着後、ホテルへ向かう道が封鎖され、タクシーを途中で降ろされるというハプニングが…

半泣きの長男をドヤしながら、炎天下の坂道をスーツケースゴロゴロ引っ張りながらなんとかホテルへ。

地下鉄を乗り継いで街へ！

ホテルに荷物をおいた後は、地下鉄で街へ！アスリートの写真が飾られた特別仕様の通路を歩いて、ようやく「パリにきてよかったなあ」と思うことができました。

ちなみに、パリの地下鉄はエレベーターなんぞありませんので、11キロ次男は抱っこ紐で移動しました。スリや、あぶない人たちを懸念していましたが、超特別警戒中のパリ。私の記憶の中のパリよりも、だいぶ治安はよかったです。

サッカー観戦の後は、ルーブル美術館近くの公園へ

子連れ旅のポイント、それはどこで遊びを挟むかではないでしょうか。ルーブル美術館近くの公園は、幸いなことに入場無料！

美術館の建物を見ながら、ここで鬼ごっこ。とはいえ、次男を視界の端にとらえながら、超挙動不審な鬼の登場です(笑)こういう時、ワンオペ辛いよね…そして、目線の先には話題の気球！こんなところから見られて、ちょっと得した気分でした。

ホテル周辺で、癒やしの時間

今回の旅行の強行を決めた理由の１つは、パリ郊外のホテルを押さえていたことです。パリ市内に疲れたら、出かけずに郊外のホテルでゆっくり過ごす、という選択肢があれば、少しは安心してできるかな、と思った次第。

案の定、初日で燃え尽きた子どもたち、2日目はゆったり時間が流れる郊外の街で、のんびり過ごすことができました。

突然登場した水場で窮地に！

ホテル周りのエリアを散歩していると、突如現れた水遊びエリア。水を見たら浸からずにはいられない5歳と2歳は、もちろん母の忠告も聞かずスタスタと中へ。

「着替え持ってないから足だけにしてねー！」という母の叫びも虚しく、2秒後には腹ばいに(涙)

どうすんじゃ！ここからホテルまで徒歩15分！濡れた服で歩くんか！もう、旅の恥はかき捨て。びしょびしょのまま、道を歩き、スーパーで買い物をし、なんならお寿司食べて帰りました。

パリのおいしい日本食

美食の街、パリでは本格的な日本食も食べられます。街中のおうどん屋さんでほっと一息。長男の「もう一度食べたい」というリクエストに応えるべく、滞在中2回も行きました。

ワンオペパリのよかったところは？

家族皆で行きたかったのはもちろんですが、食事面でのいざこざがなかった点が強いていえばよかったことでしょうか。

夫は朝昼晩としっかり食事をしたいタイプですが、私と子どもたちは、朝食べたら昼は軽食でOK、もしくは朝は軽くシリアルで昼は豪華に、と食事のリズムが合わないことが往々にしてあります。

今回の旅行はそれがなく、レストラン探しと食事に時間を取られなかったことが、サクサクと旅程を消化できた勝因かと思います。
(パリでレストラン入ると、軽く2時間はかかる)