/ 2019.04.01

発達障害という言葉も知名度が上がり理解されるようになってきましたが、その反面、「もしかして我が子はそうなのではないか」「あの子はそうなのではないか」と必要以上に診断を付けようとするケースや保護者が不安になるケースも多く見られるようになっています。

心理士として児童館、幼稚園と小学校、高校で勤務をしていますが、昨今は
『必要以上に保護者が心配して不安になっているケース』と『もっと心配して我が子のことを見て欲しいのに大丈夫と決めつけてしまうケース』の二極化となっています。

そもそも発達障害とは

生まれつきの脳の機能障害のことで、育て方が悪かった、生育環境が影響している、ということはありません。集団行動や社会性を伴う行動が始まる3歳くらいから傾向が表れることが多いです。

治るという概念はありませんが、適切な支援と働きかけによって苦手なことを補い、本人の能力を最大限に引き出すことが出来ます。

誤解されやすい

遅れてしまったり、出来ないことがあったりするため、怠けている、ふざけている、と誤解されやすいです。

発達の特性にもよりますが、怒られるような否定的なことをされ続けると自己肯定感が低下して悪循環に陥ります。悪循環に陥り、二次障害や他の障害も併発してしまうことも多く報告されています。

もしかして・・・と思うきっかけ

子育てをしていると、なかなか思うように子供が言うことをきかないことは多々あります。自我が芽生えてきて、親の指示通りに動かないでイライラ、、、子育てはそう言うものです!ただし、その指示通りに動かない、という行動の中で、

・あれ?と同じことで感じることがある
・保育園や幼稚園で先生から同じことで注意される

こんなことが続いた場合には、もしかしたら『苦手なことがあって困っているのかもしれない』という考えで子供の立場になって考えてみましょう。

絶対にしてはいけないこと

逆に、絶対にしてはいけないことは下記3点です。

・頭ごなしにどうしてできないのか叱る
・3歳なら出来る、普通は出来る、〇〇君や○○ちゃんは出来るのに、と他の子と比較する
・健診で何も言われなかったので大丈夫と決めつける

なかなか叱らないで、と言っても難しいこともありますが、何でもかんでも頭ごなしにしかるのは絶対にしてはいけません。「何がだめだから叱られる」人に迷惑をかけてしまったことは叱る等しっかりとしたルールを基に声掛けをしましょう。

発達に特性のある児童は〇か×か、わかりやすいことでないと理解がし難いです。

集団生活の中で他の子と比較することはよくあることですが、誰々は出来るのにあなたは出来ない、という否定的なことで比較してはいけません。自己肯定感を低下させてしまうことは子供にとって悪影響です。

特に幼児期は診断名も容易には下せません。状態や特性の表れも変化するので安易に大丈夫と決めつけることはNGです。お子さんの様子が変化した時やもしかして。。。と思った時に、お子さんにとって今後適切な支援が出来るように適切な行動が保護者としてとれるようにしていきましょう。

以上、発達に特性のあるお子さんに限ってのことではなくて、全てのお子さんに共通しています。

正解のない、悩みながらの子育てですが、みんなそれを繰り返しながら親として成長していきます。 共に悩みながら、子育て親育てしていきましょうね!

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cocowaku1000さん

ベビーとキッズの親子講座開催の団体を運営しながら、幼稚園と高校で勤務。心理士の2児の母。毎日ドタバタな中にcocoroがwakuwuする瞬間を創ります!

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