/ 2019.06.06

「本好きになって欲しい」親心

子育て中の親御さんなら、一度でも「本が好きな子供に育てたい!」と思ったことがあるのではないでしょうか?そのため、赤ちゃんの頃から読み聞かせを行っている方も多いと思います。

子供が大きくなり、ある程度字が読めるようになると「さらに1人でも読書を楽しんでほしい」と親心に思ったり。しかし、小さい頃から親子で習慣づけをしても必ずしもそうなるとは限りません。

我が家も赤ちゃんの頃から読み聞かせをしてきたものの、入園後は習い事も始め、思うように読書の時間を撮れなくなってしまいました。息子1人で本を読むこともあまりなく、以前より読書時間は減ってしまいました。

そんな時、親子で本屋さんへ。息子のおねだりから、読書時間が大幅に増えることとなったのです!

「大好きなゲームのマンガが欲しい!」

本が大好きな主人のリクエストで、休日は本屋さんへ寄ることが多いです。基本的に、店内では別行動。主人・私+息子の2手に分かれて店内を回ります。

私自身あまり本を読まない(!)ので、息子の好きなゾーンで一緒に過ごします。そんな時、息子が大好きなゲームを題材にしたマンガを見付けました。「欲しい!」と私におねだり…。

「正直、まだ年中さんだし(当時)、幼稚園からマンガって早くない?それに、マンガは本なのだろうか?」という気持ちに。とは言え、本は本。活字だってある。そこで、本好き主人に相談してみることにしました。

本好き主人「活字への入り口はなんでもヨシ!」

店内にいた主人を見つけ、息子にマンガを買うか相談してみたところ返事は即答。「買おう!」

本好きな主人は小さい頃から、活字本なら欲しい分だけ買ってもらえたそう。マンガや小説など、読みたい本は両親がお小遣いとは別に買ってくれたことから「本好きになれた」と実感しており、息子にも同じように欲しい本は好きなだけ買ってあげたいようです。

「マンガでも絵本でも、文字を読むのだから一緒!」という考えの元、我が家の息子は年中でマンガデビューしたのです。

読み仮名付きの漫画で漢字の勉強にも

「マンガと言えば、小学生以上が読むもの」と思っていた私は、購入したマンガを読んでびっくり!使われている漢字は低学年で習うものがメインで、すべての漢字に送り仮名が付いていたんです!幼稚園児が漢字に触れる機会ゲット。親としては、ガッツポーズ(笑)

内容は男子が大好きな少しお下品な内容もありますが…5歳児は大爆笑し、漢字に触れながら、とても楽しく読書しているのでアリだと感じました。

子供だって好きな本ならいつでも・どこでも読む!

息子が自分自身で買ってほしい!と言ったものの、一体どれくらいマンガを読むのだろうか…。初めて購入したので、未知でした。「絵本は寝かしつけの時に読むもの」と思っているようで、基本的に日中はあまり本を開くことがありませんでした。

驚いたことにマンガを購入してから、息子の読書時間は急激に増加!幼稚園に行く前、車に乗っているとき、病院の待ち時間などなど!隙間時間でマンガを読むように。かなり驚きました。

ありがたいことに、マンガは絵本に比べて軽いので、持ち運びもラクちん。自分の横掛けカバンに入れて、お出かけの際に必ず持ち歩くようになったのです。

マンガ以外にゲーム攻略本も愛読書に

自分で選んだ本(マンガ)をここまでも熱心に読むとは、正直思ってもいませんでした。味を占めた私は主人のアドバイスも参考に、息子本人が「欲しい」と言った本はなるべく購入するように。

マンガ以外にも、「ゲーム攻略本が欲しい」とリクエストがあり購入。マンガとは異なり、絵本タイプのモノもあれば、雑誌のようなスタイルのものもあります。こちらも漢字に送り仮名が付いているので、幼稚園児の息子も楽しく読むことが出来ます。

ゲーム機を所有していますが、ゲームソフトの本数は少ない我が家。現在ではソフトよりも、攻略本の方が多いくらいです。

子供の読書習慣は「好き」を大事に

子供が「読みたい!」と言った本を渡しただけで、ここまで自発的に活字を読むようになるとは思ってもいませんでした。読み進めていくと、分からない表現や知らない単語も出てくるようで、質問をしてくることも。親子での会話も弾みますし、辞書を使うきっかけにもなります。

「マンガは本じゃない」と当初の私のように思う方もいらっしゃると思うと思いますが、子供の活字への入り口としておススメです!

子供の「好き」が、本好きへのきっかけになるかもしれません!

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おおわきゆきこさん

2013年産まれの息子と転勤族夫の3人家族。現在は山梨在住。転勤地を楽しむべく常に模索中。パン屋・カフェ巡りにハマっています。ママ友付き合いは永遠のテーマ。

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