/ 2019.09.30

正直、寝かしつけには苦労し、諦めた過去も。

涼しい日が多くなって寝やすくなってきましたね。
季節の変わり目、インフルエンザなどの病気も増える時期です。そんな時には夜中にしっかりと寝て体力をつけることが、病気に負けない健康な体づくりには欠かせないのですが、寝る時間になっても子供が寝てくれず、困ってしまうことはありませんか?
私自身、子供の睡眠時間の確保は心身ともに大事だと感じているので、保育園に通い出してからも、なるべく早く寝かせるよう頑張っていたのですが。。

娘が保育園に通っていた頃、「早く寝かせなきゃ!」と思い、8時半頃には布団に入り、寝かしつけを始めていました。ですが、年少になった辺りから異変が。。
布団に入ってからがとにかく長い!
本を読んだり、子守歌から優しくトントンまでしたりしますが、まぁ~寝ません。苦労した時期には1時間以上、毎日格闘することもあり、結局、「寝ないものは寝ない!」ということが分かり、先に家事をして、10時頃一緒に寝る生活が定着していました。

しかーし現在、同じ様に保育園に通う息子(年長)は、夜8時に寝かしつけを始めて5分しないうちに寝息が聞こえてきます。
(ちなみに、小3になった娘も同じ時間で寝てしまいます。)

寝かしつけ時間が短くなると、その分早く家事も終わり、自分の睡眠時間も増え、朝も叩き起こすことなくすっきり起きてくれて本当に楽!
それにしても、同じ保育園児なのに、昔と今では何が違うのか…??それは、昼間の準備とテクニックの違いだったのです!

まずは環境づくり!暗く静かな部屋で…

以前は寝かしつけした後に家事をすることも多かったので、一刻も早く寝かせたいところでしたが、そんな焦りとはうらはらに、いつまでもおめめパッチリな娘。かと思いきや、自分が疲れて「今日は寝て、家事は全部早起きしてやろう!」と決めて寝る日にはあっさり寝てくれることが多いのに気付きました。
どうも自分が寝たふりをするのが良さそうだ!と、それからは狸寝入りの毎日でしたが、詳しくネットで調べたところ、どうやら寝息を聞かせるだけで効果があるそうです。(自分が寝落ちしないよう、目は開けててOK!)それを知って以来、耳元でスースーとわざと音を立てています。子守歌より安心するのか、我が子はコロッと寝てくれます。

「先生、お昼寝なしでお願いします」に驚き!

でも、どんなに環境を作って母のスースー音を聞かせても、寝なくなってくる時期がきます。娘の方は3才頃からすでにその時期が来ていて、週末はお昼寝はせず、保育園に行く平日だけ昼寝をしていました。
当時の私は「保育園=昼寝をするもの」だったので、お昼寝のせいで夜眠くないというのは分かっていましたが、しない選択肢はない!と思い込んでいたので、次第に寝る時間を遅くしていったのです。
ですが4年前、夫の転勤で海外に引っ越した際、息子が通っていた学校(幼稚園のようなもの)で、ひとりのママ友が、「近頃、夜にすんなり寝なくなってきたから、先生にお昼寝させないようにお願いしなくちゃ」と言っていたのです。
「え?そんなこと頼んでいいの?」
と、初めは驚きましたが、そのお母さんが言うには、「4才ぐらいから昼寝は必要ないから、みんな慣らしながら、お昼寝を卒業しはじめる」とのこと。
でも、みんながお昼寝しているところで、起きて遊んでいるなんていいのかな。。と思い、先生に聞いてみると、「寝なくてもいいですよ。隣の部屋で、本を読んだり絵を描いたりして静かに過ごさせますから。」
というお返事!
今まで日本の保育園生活しか知らず、そんなお願いが通ることも考えていなかったので、頭をハンマーで殴られたような衝撃でした!
みんな一律に行動しないといけないんじゃないか、という固定概念から、お昼寝が決められている学校で、寝かせないで遊ばせてくれるなんて思いもしなかったのです。

帰国後、保育園で同じような〝お昼寝なし〟対応が!

息子が年中の時に帰国し、以前とは別の保育園に通うことになったのですが、すでに息子はお昼寝なしの生活でサイクルができていたので、「無理に寝ることで、もう一度あの寝かしつけ地獄にはまるのはいやだなぁ…」と思いながら、ダメもとで、お昼寝しないことが可能か聞いてみました。
すると、「大丈夫ですよ。年長組も同じ様にお昼寝はしていないので、一緒に過ごしてもらいますね。」
意外にもあっさりOK!
以前通っていた園では年長さんもがっつりお昼寝をされていたので、まさか同じ地区の保育園でこれだけ方針が違うとは思いませんでした。

お昼寝卒業までの慣らしスケジュール

ご参考までに、我が子が行った(というか先生がして下さった)お昼寝卒業までのだいたいのスケジュールをまとめてみます。

慣らし前の状態:週末は昼寝なしで7時半就寝。平日は毎日1時間半の昼寝で、夜8時に布団に入れるもまだまだ元気。

第1週:お昼寝の時間を60分にする。(先生が早めに起こす、もしくは寝入りの時間を他の子より遅らせる)
第2週:お昼寝を30分にする。
第3週:お昼寝を20分にする。
第4~6週:週2日、お昼寝しない日を作る。
第7~9週:週3~4日、お昼寝しない日を作る。
第10週以降:基本はお昼寝なし。ただし、体調が優れない時や疲れていると先生が判断したときは30分ぐらい寝かせる。

慣らしを始めたときは帰りにウトウトしてしまったり、お風呂前に寝てしまうこともありましたが、なるべくお友達と遊んだり、気を紛らわせて起こすようにし、その分早めに寝かせました。
次第にリズムに慣れてくると、早寝早起きの習慣がついてきて、1日の合計睡眠時間もお昼寝させていた頃と同じか長くなりました!
今の園でも先生が必要と判断した時はお昼寝させてもらっていますが、基本は自学自習をして静かに過ごしているようです。

最近では、無理やりお昼寝をさせないことで生活リズムが整う、という考えから、お昼寝なしの対応をして下さる保育園も増えてきているそうなので、これから決める方は保育園選びの参考にもなりそうです。

どうしても寝てくれないなら、まずは先生に相談!

もしもお子様が、環境を整えても毎晩なかなか寝ず、翌朝もぐずぐずして起きてくれないという悩みをお持ちでしたら、お昼寝を見直す時期かもしれません。
お昼寝が必要なくなる時期や年齢は個人差も大きいですし、保育園によっては先生の休憩やスペースの問題でお昼寝が必須のところもあるかと思いますが、一度相談されてみる価値はあるかと!
他の子にご迷惑をかけず先生方の無理ない範囲で、少しでも子供がいいリズムで過ごせるようになると嬉しいですね!

お昼寝なしで眠たいところに、母のスースー音でイチコロ!たっぷり睡眠をとってインフルエンザの時期も乗り切っていきましょー!

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きょーこさん

2児のドタバタ子育て中!フィットネスジムに勤めながら、全米ヨガアライアンス取得を目標に奮闘中です。海外生活でのエピソードも時々交えながらのんびり綴ります♪

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