/ 2019.11.23

11/13(水) 東京都町田市にオープンした「南町田グランベリーパーク」へ、 直後の週末に早速行ってきました!ここは、公園&アウトレット含む240店の大規模施設で、Eテレ人気番組体験のような子ども向け目玉施設もありますが、私のオススメは地図にひっそり載っている感じのこの施設。

2階が「まちライブラリー」、1階が「南町田子どもクラブつみき(児童館)」。どちらも、無料で気軽に利用でき、ユニークで面白い施設でした。

2階は落ち着いた読書空間

窓の外には鶴間公園の緑、木洩れ日のさす室内は床も家具も木製で、明るく温かみがあり、木の香りにも癒される空間です。

聞いて驚いたのですが、これらは鶴間公園を整備した際の廃材で作られているそうです。開発で不要になってしまったものを大事に遺して、そしてとびきり素敵に活用されていて、ぐっときてしまいました。種類がさまざまな木の違いがデザインに活きています。

入口案内にはめ込まれたプレートはイベント参加者が作ったもので、参加型で造り上げた感じも素敵。裏に作成者名と日付が書かれているそうです。

ここでは、約3000冊の蔵書を閲覧できます。2階には主に一般書が置かれていて、漫画や、スヌーピーミュージアムから寄贈されたスヌーピー関連書籍もありました。

1階は子どもの遊び場

1階の入り口すぐにはまず「集会室」があり、2階の蔵書から絵本が置かれています。

その先には「南町田子どもクラブつみき(児童館)」。乳幼児室と遊戯室に分かれています。

乳幼児室にはおままごとなど小さな子ども向けの玩具

遊戯室にはいろいろなボードゲームがあり、道具を借りて卓球もできるそうです。

子どもと一緒に遊ぶ、が普段なかなかできていない私。ボードゲームだと手加減なしで勝負できるものも多く、5歳長男といろいろ試して盛り上がりました。

壁にあいた穴のようなスペースも、隠れ家風で楽しめます。

休憩や待ち合わせにもぴったり!

商業施設と公園の中間にあり、2階は商業施設から、1階は鶴間公園から入ることができる点も、とても使い勝手が良さそうです。買い物と遊び、どちらからもアクセスしやすいので、休憩や待ち合わせにぴったり。

無料で長時間くつろいで過ごせる場所って、外出中には貴重ですよね。買い物待ちの男性や、子どもの「疲れた~飽きた~」 の救世主にもなる嬉しい居場所です。

もちろん落ち着いて読書を楽しめる、新たな本に出会える場所でもあるので、パパと子どもで公園か児童館、ママは一人でゆっくり読書、なんていうのも良いですね!(やりたい…)

「まちライブラリー」とは?

ここの読書空間は「まちライブラリー」 という私設図書室のようなもので、大阪から始まり、全国に現時点で750くらい存在しています。規模はさまざまで、ここほど大規模なものは東京地区では初めて。
 
特徴の1つはこちら「みんなの感想カード」。

蔵書は基本的に寄贈本で、寄贈者が持ち寄る際カードにメッセージを書き、次に読んだ人が感想を連ねていきます。感想と共に読み継がれていく仕組みが新鮮で、読むのがより楽しくなります。

本に関するイベント開催もできるなど、本を介して人が繋がれて、新しいコミュニケーションの場にもなりそうです。

「まちライブラリー」形態もさまざま

企業でも団体でも個人でもつくれるようで、形態もバラエティー豊かです。

例えば、南町田と同じ東急田園都市線「たまプラーザ」駅には、旅行代理店HISの中にあり、毎週絵本の読み聞かせイベントも開催されています。

美容院の一角、個人宅での文庫や移動図書室、神社の境内で巣箱図書館などいろいろあり、サイトで一覧を眺めて見るのも面白く、検索もできます。

あなたのまちの「まちライブラリー」探してみてはいかが?新たな本や人との出会いがあるかも

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てんこさん

「てんてんこ」→短く「てんこ」に変更しました。家事も育児も「手軽で最適」な解決法を探して楽しくがモットー。面倒くさがり&概ね合理主義&調査工夫は得意なアラフォーママです。年少と情緒支援級の小3兄弟、転勤族の夫がいます。主にTwitterにいます。2022年11月Kindle出版しAmazon1位&ベストセラー獲得

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