夢のマイホーム♪

わが家は転勤族。今まで1都2県を渡り歩いておりましたが、この度ついにマイホームを購入しました!子どもが小学生に上がるまでには拠点を決めたいということで動き出したマイホーム計画。

注文住宅で一から土地を探し間取りを決めて着工してから約1年。特に問題もなくあれよあれよという間に引き渡しのときを迎え、昨年末についに入居♪…が!引っ越し初日から事前の確認・認識不足が招いたハプニングが勃発したのでした…。

事件1.エアコン移設に7万円!

わが家はリビング、子供部屋、寝室の3カ所にエアコンがついているのですが、そのうち寝室の1台だけは前の家で使っていたエアコンを持ち込むことに。理由は、購入してからまだ2年ほどしか経っていないため。

エアコンの移設をハウスメーカーに頼むと費用は約4万円。かつ、引っ越し日当日の作業はできないため、1週間ほど早く取り外して預からせてもらう必要があるとのこと。

これまでの転勤族としての経験から、引っ越し屋さんに依頼すれば引っ越し日当日に取り外して移設でき、費用は約2万円ほどだったはずというでエアコンの移設は引っ越し業者に依頼しました。

しかーし!

当日フタを開けてみたら「エアコンの設置場所が2階で室外機置き場は一階」「外壁がタイル」という理由で、高所作業の代金とホースの延長分、ビス留めの手数料などなど…合わせて7万円の請求に。しかも作業代金は当日現金払い!トホホ

引っ越し屋さんの事前説明で「作業内容によっては追加費用がかかる」とは言われていたものの、まさかここまでかかるとは!ただでさえいろいろと物入りなときに、これはかなり痛い出費でした…。

事件2.テレビが映らない?!

搬入作業も終わりほっと一息。引っ越しに合わせて新調したテレビは、事前にハウスメーカーさんに預けて電気工事業者さんに配線と壁掛け設置の施工を依頼しておいたので、チャンネル設定すればつくはず♪と意気揚々と新しいテレビをつけたのですが…

「放送が受信できません」

何度繰り返しても一向にテレビはつかず!そんな様子をじーっと見ながらなにかを考えていた主人がポツリ。

「あれ?アンテナってついてるの?」

そうです、テレビ見るのにアンテナって必要なんですよね。知ってます。知ってました。知ってたけれど!!

思い返してみると、ハウスメーカーの担当さんとの打ち合わせのときに「テレビってネットで見ます?」と聞かれた記憶が。前の家ではBS放送を視聴するためネットでテレビの契約もしていたので「そのまま契約してネットで見ます」と答えたのでした。

そのとき私たちはてっきり「BS放送」の話をしているのだと思って話を進めてしまったのですが、相手側は「テレビアンテナをつけるか、アンテナをつけないでネットで見るか」という意味の問いをしていたんですね…。

これ、信じられないと思うかもしれませんが新築戸建てで案外多いハプニングらしいのです!それまで何件かの集合住宅に移り住んでいたわが家。

引っ越してきてケーブルを繋げばすぐにテレビは見られていたので、当たり前のようにテレビのアンテナってついてるもんだと思ってしまったんですよね。

年末年始休業で2週間テレビなし

さらに運が悪かったのは、引っ越しの時期が年末で、ネット工事の業者さんがお休みに入っていたこと。事前に予約した際、「引っ越し日はもうお休みに入っていて、年明けは1月5日からしかやっていない」と言われ、仕方なく5日に予約を入れていたのです。

そのときは「まぁしばらくWi-Fi使えないけど仕方ないか」くらいの軽い気持ちだったのですが、つまりネットがつながるまで年末年始の約2週間、テレビなし?!!!

テレビっ子な私と子どもたちも、100歩譲って、普通の平日2週間ならテレビが見られなくても我慢できたと思います。しかし、年末年始の特番…しかもコロナ禍でほぼ家に引きこもり生活なのに。

そんなの無理!!!!ということで、家電量販店で3000円くらいの室内アンテナを購入して無事に乗り切りました。しかし、これまた予想外の出費に…。

事件3.電気の契約ができない?

引っ越し当日いろいろとありすぎてかなりぐったりしていたものの、2週間ほどして家の中も片付き新しい環境にも慣れ始めたある日。電気契約を申し込んだ業者から一通の手紙が。

「お引っ越し時に当社電気をお使いいただけるよう手続きを進めておりましたが、当社より先に他の小売電気事業者とご契約されていらっしゃる可能性があり、当社での手続きが進められない状況でございます。」

何度もこの手紙を読み返しましたが、なんのことやらさっぱりわかりませんでした。なぜなら私たちは、前の住所で契約していた電気会社に引っ越しの申し込みをしただけで他の会社と契約なんてした覚えはなかったのです。

とりあえず、どういうことなのか聞いてみようということで手紙をいただいた会社に電話で確認。するとやはり、引っ越しの手続きをしようとしたら新居の住所は他の業者と契約されているため、わたしたちが希望している会社とは契約ができずにいるとのこと。

あれ?申し込んだ会社と契約できていないのに、引っ越し日当日から電気は使えている。なぜ?!この電気はどこからきてるの?!!

ちょっとした怖い話かのように思えてそれはもうプチパニックです。とりあえずハウスメーカーに連絡して、現場監督さんに状況を確認してもらうことになりました。

まさか!の事実

事前に説明されていた話は、「新居を建設中は施工業者名義で電気契約をするが引き渡し日の前日でその契約は解除するので、それ以降は自分たちで電気会社に使用開始の連絡をする必要がある」というもの。

しかし実は、電気工事の業者が、建設中に契約していた電気会社に「契約解除」ではなく「契約者変更」という連絡を入れていたことが判明!

業者が施主の代理でそういった手続きをすることもあるそうなので、連絡を受けた電気会社の方も不審には思わず、わたしたちの知らないうちにそのまま手続きが進んでしまったようです。

業者さんも良かれと思ったのかなんなのか…それならそうと報告くらいしてくれ!と思いました。結局3週間ほどはその電気契約のままで過ごし、元々希望していた業者に「乗り換える」という手続きを取ってもらいました。

思いがけないハプニングの連続

正直、注文住宅でも住んでみたら「こうすればよかった」「ここは思ってたのと違うなぁ」など、住宅の機能面や住環境の面でなにかしらハプニングは起こるだろうと覚悟はしていました。

が、今回直面したのは全く予想だにしなかったハプニングばかり!しかし、そのどれも事前に調べたり各方面に確認していれば防げたことばかりだったかも…と反省しました。

これから夢のマイホームを手に入れようと計画している方々!ぜひ念には念を入れてステキなスタートを切れるようにしてください!(わたしは最初の2週間くらいでかなりの労力を消費しましたので…。笑)

まさか?!は、本当に起こります。

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わたなべさとみさん

2児の母であり、転勤族のヨメ。息子は1歳にして立派な子鉄(鉄道好きの子ども)となり、一緒に各地へお出かけしています。 日課は育児マンガを読むこと。

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