
2021.10.28 / 2021.10.29
私の住むベトナムでは、年中暑いにも関わらず、なぜかサツマイモが一年中手に入ります。海外でも、日本でなじみの深い、しかも子どもたちが大好きな野菜が手に入るのは本当にありがたい!おなかもいっぱいになるし、お通じも良くなるし…と良いことづくしのサツマイモ。わが家では、しょっちゅう食卓に並びます。
普段はマフィンやスイートポテトなどのお菓子系レシピが多いのですが、今回は素材を生かしたシンプルな「焼き芋」「蒸しさつまいも」、そして幅広いレシピにアレンジしやすい「ハニーレモン煮」を紹介します。
オーブンでひたすら焼くだけ!時間はかかるけど超簡単な「焼き芋」レシピ
作り方は、180℃に予熱をしたオーブン中段で1時間半焼くだけ。以上!1時間半焼いたさつまいもはこの通り全く別の色に…↓
半分に切ってみると…
この通り、皮と身がきれいに分離しました。時間がかかるなぁ…と思ったけれど、放置しておけば良いだけなので、その間に他の料理を作ることもできるし、思いのほか時間の有効活用ができました。
食べてみると、お店の焼き芋みたいに、ほっくほく。そしてあま~い!皮はパリッパリで香ばしく、甘みも出ていたので、大人だけでなく、子どもたちも皮までおいしそうに食べていました。多くの野菜がそうであるように、さつまいもも皮にたっぷりの栄養が含まれています。
繊維質なので、消化器官が未発達な小さなお子さんや、胃腸の調子が悪い方は皮をたくさん食べない方が良いですが、もし苦手でなければ、また焦げて真っ黒になっていなければ、ぜひ皮ごと食べてみてください。
圧力鍋を使った「蒸しさつまいも」レシピ
圧力鍋を使ったレシピも、とっても簡単。圧力鍋に、洗ったサツマイモを置いた蒸し器をセットし、水を150mL入れます。最初は強火、圧力がかかったら弱火で15分(400gの場合)。自然に圧が下がるまで待ち、圧が完全に下がったら完成。
切った写真がこちら↓
中まで火が通り、焼き芋とは違ってしっとりとした仕上がりになりました。
お次は電子レンジを使った「蒸しさつまいも」
電子レンジでも焼き芋が作れると聞いたのでネットで調べて作ってみたのですが、これは焼き芋ではなく、「蒸しさつまいも」と呼んで方が誤解がないのでは?と思ってので、上記タイトルをそのようにさせていただきました。中サイズ(300g)のさつまいもを使う場合は、最後に載せたリンクをご覧ください。
<作り方>
1.サツマイモ(今回は100gのミニサイズを使用)を洗い、濡れた状態のままキッチンペーパーで包む。それを上から覆うようにラップで包む
2.600Wの電子レンジで1分加熱
3.200Wの電子レンジで5分加熱
4.竹串で刺して、火の通りを確認(竹串がなく、箸を使っています…)
食べ比べランキングの発表!
割ってみると、しっかり火が通っています。…が、今回使用したさつまいもが小さいサイズだったため、若干火が通り過ぎて水分量がかなり減ってしまった感が。一般的な中サイズであれば、リンクを貼ったレシピ通り作れば失敗しにくいと思うので、ぜひやってみてください。
ではでは、今回の3つのレシピで作ったさつまいもの食べ比べランキングを発表します!
・クリスピー度&香ばしさ1位…オーブン
・洗い物&ゴミの少なさ1位…オーブン
・しっとり度1位…圧力鍋
・時短&手軽さ1位…圧力鍋
・比較的誰の家にでもある家電使用1位…電子レンジ
・我が家人気1位…オーブン
【おまけレシピ】アレンジ力抜群!さつまいものハニーレモン煮
こちらは今回紹介するレシピの中で唯一調味料が必要なレシピ。と言ってもハチミツとレモン、そしてほんの少しの塩だけ。では作り方の説明に入りましょう。
<材料>
・さつまいも…2本(約500g)
・ハチミツ…100g
・国産レモン…薄切りにして5~6枚
・塩…少々
<作り方>
1.さつまいもはよく洗い、皮が汚いところだけ除き、厚さ5~6mmのいちょう切りにする。たっぷりの水に10分ほど浸けたら、水を切る
2.鍋に1のさつまいも、水500mL、ハチミツ、レモンを入れ、中火にかける。煮立ったらアクを取り、弱めの中火にして15分煮る
3.竹串がスーッと通るくらい火が通ったら最後に塩少々を入れて、火を止める。鍋に入れたまま冷まし、十分冷めたら煮汁ごと密閉できる保存容器に入れる
こちらは冷蔵庫で4~5日間保存可能なので、色んなアレンジレシピを楽しんでみてください。
例えば…
・トップに載せた写真のように、グラノーラとヨーグルトと合わせてオシャレな朝食として
・冷凍のパイシートに汁を切ったハニーレモン煮を載せて、サクサクのさつまいもパイへ
・バニラアイスを常温に置いて少し柔らかくする。そこに、粗く刻んださつまいもとレモン、粗めに砕いたビスケットを混ぜ込み、再度冷やす。食感の楽しいさつまいもアイスに
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sariさん
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夫、7歳&5歳の娘と4人で海外生活中。シンガポールとベトナムでの子育てや仕事の経験をもとに、アジアの子連れ観光スポットや、現地の教育事情など、日本にいる方にもきっとタメになる情報をお伝えしていきます。