39度の発熱で1週間お休みに！ついにコロナか!? と思ったその正体は

ついにわが家もコロナに…!?

こんにちは。2歳と6歳の姉妹母のママとこどものおくすりやさんです。いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。
実は先日、姉妹たちがそろって40℃近くの発熱をしてしまいました。ついにわが家にも来てしまったか、コロナ!? と思っていたのですが、実は以外な正体だったので、その経過と正体を記録してみました。

その日は突然に…1日目

そう、週末の金曜日の夕飯時に次女の様子の異変に気づきました。熱を測ってみると38.8℃！あまりの高熱にびっくり。ちなみにその時点では長女は元気。もしや、その日は暑い中、次女を長女の習い事の送迎に連れ回していたので熱中症になってしまったかなと思った程度でした。

ところがその日の夜中、長女の体も熱いことに気づき、熱を測ると同じく38.7℃！これは熱中症ではない。そろって何かの病気に罹患していると思いました（もしやコロナ…!?）。

2日目　次女は元気に長女は発熱

2日目、ふたりの様子はというと

次女・・・朝には36.8℃と平熱に戻りケロッといつも通りの様子

長女・・・2日目は常に38℃台をマーク。倦怠感もありそうで、ずっとソファの上で体を冷やして過ごしていました

3日目　ふたりとも平熱で元気だったのですが

3日目のふたりの様子はというと

次女・・・昨日と同じく36℃台で元気

長女・・・長女も昨日の熱は嘘のように下がり、36℃台で元気

ところが、その日の夕食後あたりから長女・次女ともに再び38℃台と熱が上がってきてしまいました。

4日目　保育園・幼稚園を休み病院へ

4日目は月曜日で夫婦共に仕事だったのですが、朝の時点でふたりとも37℃超えの発熱があったので私（母）が仕事を休んでかかりつけの病院へ。

先生の見立てによるとコロナの可能性は低いからアデノウィルスの検査をしようということになり、アデノウィルス検査を長女が実施。結果は陰性でした。その後、長女は解熱剤と次女は解熱剤と咳止めの薬を処方してもらい、明後日まで熱が下がらなければまた受診をするということで病院を後にしました。

5日目　姉妹そろってお休み

そして5日目の朝、ふたりとも37℃前後の熱。このままこの程度の熱なら夜には熱も下がって、明日からそれぞれ幼稚園、保育園に行けるのでは？と母の淡い期待。しかし、その母の淡い期待は見事に裏切られることになりました。

次女がお昼寝明けからまた熱が上がってきてついには39℃超えに。さらに痰の絡んだ咳が止まらなくつらそうな状態に。ここで解熱剤を投与しました。このときの長女は熱は37℃台くらいで咳もなく比較的元気な様子。

先生の見立てではコロナの可能性は低いということで検査はしなかった。しかし、やはり次女の様子をみるとコロナの検査をした方が良いかもしれないと思い、幼稚園、保育園から無料で配られていたコロナウィルスの抗原検査キットを使う決意をしました。

結果は…ふたりとも陰性でした（ひとまず安心）。次女は解熱剤が効いてきたので熱が下がってはきましたが、それでも38℃台。長女の方も夜中にまた熱が38℃台と上がってきて咳も出るようになっていました。

6日目　再び病院へ！ここでついに正体が判明

6日目の朝。昨夜、あんなに熱があったふたりでしたが、平熱に戻り36℃台に。ただ、長女は咳、次女は咳と痰がひどいので再び病院へ。

先生：コロナの抗原検査は陰性だったのね。じゃヒトメタの検査やろうか。　
私：ヒトメタ？

今回は咳と痰がひどい次女が代表で検査を実施。見事に陽性に。

「ヒトメタニューモウィルス」とは？

先生が言っていたヒトメタとは「ヒトメタニューモウィルス」のことで、子どもがかかりやすいRSウィルスと同じような呼吸器症状を引き起こす病気だそうです。主に、発症から4〜5日の間に発熱を繰り返し、1週間程度、痰の絡んだ咳が出てくる症状が一般的だそうです。この痰の絡んだ咳の症状が次女に強く現れ、かなり辛そうで見ていて本当にかわいそうでした。

特攻薬はなく、対症療法しかないそうですが、予後は比較的良いそうです。ちなみに大人にもうつるそうですが、ほとんど軽症で済むそうです。そして見事に私もうつり、熱はなかったものの、喉の違和感が数日続きました。

まだまだ勉強することがたくさんあります・・・

それにしても私も医療関係者ですが、「ヒトメタニューモウィルス」というウィルスが存在することを全く知りませんでした。まだまだ勉強することがたくさんあると考えさせられた経験でした。