/ 2022.11.15

「落ち着いて聞いてね。さっき病院から連絡があって…」

実家から突然の電話を受けたのは、水曜日の18:30頃でした。積極的治療はしない療養病院に入院していた家族。いずれはと覚悟していたものの、まさかこんなに早くとは思っていなかったので、ショックで頭は真っ白。

でもゆっくり悲しんでいる暇はありません。今すぐ駆け付けたい。でも実家までは片道約2時間。そのうえ病院は駅から離れている。夫の帰宅は遅い。年少と小3の子ども達はどうしよう?

こんな状況は他にも起こり得るものだと思うので、体験や気付きをシェアします。

子どもたちはどうする?(当日)

夫に急いで帰宅してもらう連絡をしたものの、日帰り出張中で帰宅までは2時間ほどかかりそうでした。でも向かった後の展開はさっぱり分からないし、夜遅い時間。行ったら葬儀までそのままそこにいたい。その準備などでおそらく忙しい。子連れだと荷物も多くなり出発も遅くなりそう。3歳は途中で寝そうだからベビーカーも必要かも......。

出発準備を進めながらグルグル必死に考えた末、子ども達は連れて行かずパパ帰宅までの1時間ほどお留守番してもらうことにして、夕飯を出し、準備を終えた19:30頃に一人で家を出ました。

これは次男が3歳で乳児ではなく、長男が8歳で親の携帯に自分で連絡できる状態で、お隣さんが親子共に知り合いで万一何かあったらLINEで頼れる関係性だったからできたことでした。それでも心配ではありましたが。

結果として、子どもたちを連れて行かなかったことは大正解でした。病院に着いたのは21:30頃。

葬儀業者が病院に来るまで、他の部屋は寝静まっている暗い病院内で静かにずっと待機し、葬儀業者の車を見送った後電車で追って帰宅し、そのまま実家で葬儀業者との打ちあわせ。それらを終えた頃には、日付が変わっていたからです。

子ども達は静かに待てないし、子どもの対応をしている余裕もその日の大人たちにはなかったので。

子どもたちはどうする?(翌日~葬儀まで)

葬儀の日程はすぐには決まりません。翌日木曜日に、出席者の都合を伝え、葬儀場と火葬場が空いている時間で調整してもらい、次の日曜日に決定。

お通夜と告別式はまとめて告別式のみとし、遠方から来る親族含めてゆっくりできるように前夜は葬儀場のお部屋で宿泊できるようにしました。

葬儀までの数日も、葬儀業者が何度か実家に来て、結婚式で何回も打ち合わせて決めるような、葬儀にまつわる様々な選択肢を1~2回の打合せで全部決めます。

このときも、子どもたちは置いてきて良かったと思いました。実家に居たとしたら、大人は長時間の打合せで忙しいので暇を持て余してしまいますし、園や学校に休まずに通えたので。

次男は子ども園(保育園同等の預かり)、長男は送迎付きの放課後等デイサービスで夕方まで預かってもらえたので、早めの帰宅や自宅勤務などで夫だけでも対応できたようです。

夫と子どもたちは、土曜に長男の習い事を済ませた後、子ども達の暗い色味の服や前泊などの準備もゆっくりしてから合流したのですが、このタイミングがちょうど良かったです。

実家でずっと一緒に居るより、子どもたちの心理的なショックも少なくすんだかもしれません。

夜は寂しがる子どもたちとLINEビデオ通話を。エフェクトをかけて無邪気に遊んでいて、つかの間和めました。

荷物はどうする?

水曜夜に急いで出る際、葬儀までに必要だろう物をかき集めて持っていきました。通常の旅行でも必要だろう物以外の、今回の特別な持ち物について思ったことを書きます。

・葬儀セット:喪服、鞄、靴(出発間際に思い出して荷物に追加)、黒のストッキング、数珠

夫側の法事などで使う機会が多かったので、幸い纏めていて、すぐに持ち出せました。必要になる時は急ぐ場合もあるので、日頃から纏めておきましょう。

ただ前夜に問題発生。試着してみたらきつくて、結局母のを借りました(汗)。定期的な試着必須ですね…...

・ノートPC

仕事で必要になるだろうと持参しましたが、それより何より、中に入っていた写真を持参できた点で良かったです。今回、葬儀場で写真をスライドショーで流すことができたので、そのための写真と、遺影用の写真の用意が必要でした。

たまたま、実家に贈ったAmazon Echo Showで流したり入院時に持って行ったりするために、Amazon PhotosやノートPC内に纏めていた写真があり、すぐ準備ができました。

まとめ

今回一番感じたのは、こんな事態が起きた時にどうするか、家族で話しておいたり、必要な物がすぐ持ち出せるようまとめておいたり、ご近所との関係性を築いておくことが大切だということでした。

実家が近ければこれらの心配はないでしょうが遠いと、例えば第二子以降の出産時も同様に、急に母親がどこかへ数日間出なければならなくなった場合の家族の対応、かなり困りますよね。次男出産時は、予定帝王切開だったので事前準備や計画ができましたが、自然分娩だったらムリだと思っていました。

子どもたちの年齢によっても変わるので、年度が替わる時期にでも毎年シミュレーションしておくと良いかもしれません。

後日談

葬儀を終えた夜は数日ぶりに、自宅に帰宅し子どもたちと一緒に寝ました。その早朝、なんと長男が発熱(高熱)。翌日発熱外来で検査したところ、新型コロナ陽性。こうして、忌引きで仕事を休んだ後そのまま自粛生活へと突入したのでした......。

ちなみに忌引きの前は次男の熱が5日続き(コロナは陰性)休み明けようやく登園したばかり。長男の自粛明け間近には夫が陽性になり自粛延長というドラマチックな?展開で、10月半ば~11月初頭まで時が止まったかのような日々でした。コロナの話はまた別の記事にて。

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てんこさん

「てんてんこ」→短く「てんこ」に変更しました。家事も育児も「手軽で最適」な解決法を探して楽しくがモットー。面倒くさがり&概ね合理主義&調査工夫は得意なアラフォーママです。情緒支援級の小3&3歳息子と転勤族の夫がいます。主にTwitterにいます。2022年11月Kindle出版しAmazon1位&ベストセラー獲得

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