妻の第2子出産を機に家事育児の見直し

2022年8月。第2子の出産を機に、役割分担していた家事育児を少し見直しをしました。

主には、食事の担当に関してです。

大人の食事→夫
娘の食事→妻

上記のような分担をしていましたが、妻の出産を経て、しばらく娘の食事も夫が担当することにしました。

当事者でやると全然違う

それまでも娘の食事もちょこちょこ作ってたりしたものの、それは「〇〇と〇〇を作って、あげておいて」と言った妻の指示の元でした。

そして、当事者として自分が責任を持ってやり切る立場になると、全然違う事に気づきました。

まず、メニューを考える点に様々な変数要素があることに気付きます。

・主食、主菜、副菜、汁物などのバランス
・飽きさせないためにご飯/麺/パンを分散
・保育園の昼食メニューと重複しないようにする
などなど

慣れないと1日中ずっと食事のメニューを考えている日々でした苦笑

分業と依存の違い

お互いの特徴を加味して、得意な方がやるのは「分業」だと思います。

ただ、どちらかしか出来ない家事育児があるのは、ただの「依存」なのかな、と、この時強く感じました。

娘の食事以外にも、妻に依存してしまっている領域に気付き、改善を図ることにしました。

・娘の爪切り
・アイロンがけ
など

妻に感謝するとともに、自分も出来るようになるべくチャレンジさせてもらうようにしました。

家事育児5050夫婦を目指して

我々夫婦は、社内結婚で仕事もほぼお互いの事情がわかるので、状況に応じて変化はあるものの、基本的に家事育児は50:50を目指しています。

一応の役割分担はあるものの(大人のご飯は夫、子供のご飯は妻、掃除洗濯は半々など)、フレキシブルに手の空いている方がやる感じです。

家事育児50:50のメリット・デメリットを考えてみました。

メリット

・お互いが家事育児の当事者なので、対応能力(スピード)が2倍
・一つの家事育児に2人の視点が加わるので改善点が見つかりやすい
・情報収集力も2倍になるので更に家事育児の精度が上がる
・仕事の事情で、少し多めに相手にお願いするなどのフレキシビリティ
・なので、お互い仕事も頑張りやすい(ただし状況による)
・万が一どちらかが倒れても大丈夫という安定的な体制
・自分が当事者なので、相手がやってくれていることに感謝が生まれやすい

デメリット

・なし
(・現在の日本社会の雰囲気だと、男性側は家事育児に時間を費やすことの理解が薄く、仕事をしない人間認定される?)

家事育児50:50って、本当に考えれば考えるほど、メリットだらけで、デメリットはほとんどないように思います。

絶対に全家庭で採用した方が良いと個人的には考えます。

年収による家事育児配分・ダメゼッタイ

たまに「年収が多い方が仕事を頑張り、年収が低い方が家事育児」みたいな話を聞きますが。

これは猛烈に反対です。

色々反対ポイントはあるので、列挙します

・どちらも当事者でいないと、片方に何かあった時に対応できないリスクが大きい
・役割分担をしてしまうと「相手がやるのが当たり前」になり、感謝の気持ちが薄れる
・そもそも、年収換算するのであれば、家事育児の年収換算をしないとフェアではない
※あるサイトによれば、育児(保育士の平均時給から算出)と家事(家事代行サービスの時給から算出)を年収換算すると約600万円になるそうです。

膨大な家事と、相当な変数を伴う育児を抱えての仕事は、普通の状態で仕事をするより、かなり大変なので、父母どちらかが背負うのはフェアじゃないと思います。

さいごに・・・

日本社会は、まだまだ家事育児女性偏重社会だと思います。

良く「女性の社会進出」みたいな言葉を聞きますが、これは「男性の家庭進出」が先にあって、できることだと個人的には考えています。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

男性の家庭進出があってこそ、女性の社会進出ができる

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浅田伊佐夫さん 計16ヶ月育休取得した広告マンパパ

3歳(女)1歳(男)。40歳、広告代理店勤務のサラリーマンです。2020年4月長女誕生時に6ヶ月、2022年8月長男誕生時に10ヶ月、合計16ヶ月の育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指して、父目線の育児ブログを発信中。

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