私のお祝いはどこへ？消えた12月…母と息子の戦いの日々

2022.12.27

私のお祝いはどこへ？それはとある寒い日に始まった…

こんにちは、Kyokoです。早いもので今年もあと少し、一年が本当にあっという間に過ぎていきます。特に今年はいろいろなことがありすぎて本当に目まぐるしい一年でした。実は、私は12月生まれなので、誕生日にクリスマス、楽しいイベント続きなので、12月はワクワクで過ごしています。

しかし！！今年はそうはいきません。それは、とある気温の低い朝に始まりました…(写真参照)。

次男、生まれて初めての発熱！

ついに次男、風邪をひきました。生後6カ月を過ぎると、お母さんの免疫が切れるって本当なんですね。保育園も行っていない次男なので、すっかり油断していましたが、ある朝やたらと次男がホカホカなので、熱を測ると39度！熱さましを飲ませて様子を見ること3日間、熱はいっこうに下がりません。

私の住むイギリスでは、GPという街のお医者さん的なところに無料でかかることができるのですが、いかんせん老若男女が無料なのでいつも予約が殺到しています。もちろん飛び込みでは絶対に診察してくれないので、電話予約を取りますが、それも至難の業です。

今回は、電話をつないだ状態で20分ほど待ち、やっとつながったので、次男の様子をくわしく伝えます。すると、ドクターから17時までに折り返しがあるから待つようにと言われ、電話を切られてしまいました。

え、まだ9時過ぎなんですけど…。

おむつ替えにトイレ、痛恨のミス！

電話を待つこと数十分、次男のおむつを替えたり自分がトイレに行ったりしたあと、ふと携帯を見ると病院からの着信が2件、慌ててかけなおすももちろん再び20分待ちです。やっとつながり、折り返し電話に出られなかったから、ドクターにつないでほしいとお願いするも、かえって来たのは非情なことば。

「2回も不在着信するなんて、あなた緊急じゃないでしょ。明日また電話して！」困る！次男マジで苦しんでるから！緊急だから！一生懸命食い下がると、もう一度ドクターからの折り返しを待つように言われました。

「今度はちゃんと電話をそばに置いておくように」

そう言われましても、おむつ替えとトイレ、たまたま重なっただけなんです...。厳しいぜ、イギリスの病院事情。

ついにドクターからの折り返しが！

やっとのことでドクターと電話することに成功しましたが、症状を説明すると、次男の写真を撮って送るようにとアプリのリンクが送られてきました。何が何でも診察人数を減らす方向のようです。次男の状況を写真で送り、再び指示を待つこと数時間。この間トイレにも携帯を持ち込みいつでもとれるようにスタンバイ。疲れた…。

ついに受診！診断はいかに!?

結局電話と写真では分からないので、病院に来るようにと言われ、診察してもらえることに。しかしその場で診断はつかず、引き続き熱さましを飲んで様子を見るようにと指示されました。インフルエンザやコロナの疑いは？と聞くと、「そうかもしれないね」とのこと。検査とかしないんだ…。

次男何とか解熱！しかし戦いは長男へと引き継がれる…

なんだかんだで様子を見ながら次男解熱！結局1週間熱が出て、眠れない日々が続いたので、看病しているこちらもへとへとです。しかし次の日、まさかの長男発熱！彼はまさかの41℃！

これはまずいと再び病院に電話をしましたが、熱1日目では見てくれず。熱さましを飲みながら苦しんだ3日目の夜中、泣いて起きた長男ががたがた震えながらうわごとを言っています。

母、初めての緊急通報！

パニックになってしまった私は、初めて救急車を呼びました。長男の状況を説明し、救急車を派遣するか、近くの救急病院につないでほしいとお願いするも、かえってきたのはまたしても非情な返事。

「これからいう番号にかけて」

調べると、急を要さない病気相談の電話番号！いや、緊急だっつーの！彼ら的に「うわごとを言っている＝意識がある＝緊急ではない」という理屈のようでした。

またしても不安な夜を過ごし、4日目の朝、ややキレ気味で再び病院に電話。今度は割とすんなりドクターにつながるも、指示されたのは対症療法。何かあったら緊急外来にアポなし突撃するつもりで不安な数日間を過ごしました。

長男、何とか解熱！そして次の被害者は…

そんなこんなで熱さましを1瓶使いきったころ、やっと長男の熱も下がりました。ここまでまるまる2週間看病し通しで、私もバテバテです。長男の学校も、休みが長引いたせいで必要な手続きに追われ、疲労困憊しておりました。

そして、次の週…次男39度。私には第３波に耐える体力はありません。しかし、もう熱がここまで続くと慣れたもの。電話片手に薬を飲ませ、何とか気力だけで毎日を過ごしました。