余ったクレヨンやクーピーをアップサイクルして恐竜クレヨンに変身♪

余って小さくなったクレヨンやクーピーはアップサイクルすればまだまだ楽しめる！

みなさんのおうちにも短くなったり折れてしまったクレヨンやクーピーはありませんか？今回はそんなクレヨンたちを好みの形にアップサイクルした方法を紹介します。ちなみに、「アップサイクル」とは、不用品や廃棄するような物をそのまま活かしながらも新しい製品に作り替えて新たな価値を持たせること。

短くなったクレヨンやクーピーをそのまま放置したり捨てずに楽しみつつ、子ども自身が好きな物やキャラクターの形に変えることで文具としてだけではなく玩具としても遊ぶようになり、新たな価値が生まれて子どもたちが再び夢中になって使ってくれるようになりました。

＜材料＞
◆クレヨンやクーピー（今回は使用途中のものを用意しましたが新品でも同様にOK）
◆レンジ対応の好きなシリコン製の型（お菓子作りやせっけん作りの物など。100円均一でも売っているお店も）
使用するのはレンジのみ！シリコンから外すときに結構クレヨンの粉が出るので紙やトレイを用意してその上で外すと後片付けも楽ちんです♪

＜作業の工程＞
1．クレヨンやクーピーを2cm角くらいにカット。これは大人がカッターや包丁で行ってくださいね。
2．子どもとクレヨンを型に詰めていく
3．レンジで温める
4．レンジから取り出して冷ます
5．型から外す
の順番で行います。最初のカットだけ済ませてしまえばとっても簡単！

型に詰める時は色数を入れすぎないように注意！指先を動かして知育にも♪

クレヨンのカットが終わったら子ども自身に型に詰めてもらいます。大人が一緒に手伝うのももちろんOKですが、2歳以上であれば自分でやりたがることが多いと思います。また、とても集中しながら指先も動かすので知育にも♪

この時に注意するのが混ぜる色は3色程度までにすること。色数が多くなるとそれだけゴチャゴチャに見えて少し汚く見えることもあり、2色か3色くらいの方が綺麗な仕上がりになります。子どもはついたくさんの色を1つの型の中に入れすぎてしまいがち。それぞれ3色までと大人が都度声をかけながら作業を見守るのもポイントです。

黒や黒っぽい色は表面に見える所に乗せると焦げてしまったので、直接目に見えないように他の色の下に隠して入れるのがお勧めです！

クレヨンを入れる量の目安は少し盛り上がるくらい。少なすぎても外す時に割れやすくなり、多すぎるとレンジで温める時にポコポコと沸騰して溢れてしまいます。各家庭のレンジでも違いがあるので、適度なバランスを見つけてみてくださいね♪

レンチンの目安は3分程度を2回くらい

レンジで加熱する際にはケミカルな匂いが発生するので、窓を開けておいたり換気扇を強で回しておくのがお勧め。

加熱の目安は500Wで3分程度を先ず1回してみて、ポコポコ沸騰してきたら一旦ストップ。クレヨンは一度に全部は溶けないので、様子見しながら調整してみて下さいね。我が家のレンジでは500Wを2回に分けて3分ずつの6分程がちょうど良かったです。

また溶けたクレヨンはオイルのようになっているのでシリコンの型の下にレンチン対応のお皿などを引いて温めると取り出す時に楽ちん。今回は引くのを忘れてしまい、粗熱がとれてからそっと移動したので冷や汗をかきました。

レンジから出したあとは優しくそっと置いて冷まします

レンジでかなり熱々になっているので火傷に注意。平らな場所に置いて粗熱がとれた状態が写真の上部の状態。まだツヤが残っていて結構オイリーな見た目です。下の乾燥後の写真を見るとツヤが少し減ってマットな質感で少し固そうな感じに。こんな状態になったら、いよいよ型から外していきます♪

型から出す時には壊れないように細心の注意を

せっかくあふれないように見守っても、壊れやすいのは型から出す時。それを回避するために行うのがシリコン型を引っ張ること！型を引っ張りながらシリコンとクレヨンを外すと失敗がだいぶ減ります。子どもも真剣に手元を見てきて緊張感がありました。

割れてもやり直しができるのが嬉しい

ただ、それでも尻尾が一部外れたり、思ったより薄くなってしまい割れたりした物も。でも、そんな時はレンジで再加熱すればくっついて復活するので問題無し！割れてしまった物はクレヨンの量が少なかったことが主な原因だと思うので、少し増やしてあげましょう。

また、外したばかりの恐竜クレヨンの背面はかなり凸凹だったので、ヤスリをかける変わりに紙に擦って平にしたりすると綺麗な仕上がりに。型から外す時はクレヨンの粉が飛び散るので、トレイやチラシなど紙の上で外すと後片付けが楽ちんです。

クレヨンとしても人形としても使えてアップサイクル完了！

型から外してすぐは先ず人形として遊び始めた次女。自分の好きな恐竜の形なのでクレヨンとしてすぐ形が変わってしまうのは勿体無いという感覚だったようで、人形として遊ぶことにしばらく夢中に♪

いざ作った恐竜クレヨンで絵を描く時も、いつものクレヨンで遊ぶよりもテンションが高くなってとても楽しそうでした。文具としてのクレヨンと、玩具としての人形に変身できて大人も子どもも嬉しい＆楽しいアップサイクルでした♪