仕事でもそうですが、子育てや家庭内の家事などについて、「アドバイス」されることは多々ありますよね。

もちろん、「聞いてよかったー!!」「コレを知れて本当助かった」ということもたくさん。

が、その一方で・・

「正論なのかもしれないけど、納得できない!」とか、逆にアドバイスする立場から、「せっかく言ってあげてるのに、受け入れないなんて!」という場合もあるのではないでしょうか。

私は、めちゃくちゃありますー!!笑

つい先日も、近隣に住む親戚に小1娘を「1時間」預けたところ・・

「娘ちゃん、寂しそうにしてるわね。もっとお母さんに甘えたいんじゃないかしら」
「旦那さんとはこの状況について話し合っているの?」
「あなたのためを思っていうのだけれど・・」と大量の宿題を出されてグッタリです(苦笑)

さてこうした「アドバイス」、受ける側であってもする側であっても、話が噛み合わないなと感じた時、なんでなの?と憤るより、こう考えたら状況理解がスムーズになった考え方があるので、ぜひそれをシェアさせてください!

「アドバイス」をめぐる3段階

アドバイスをめぐって、以下のような3段階で整理すると受けるのもするのもラクになりました。

【1段階目】
シンプルに、こうした方がいいと思い浮かぶ意見。
子育てであれば、例えば、母親は幼児に優しくたくさん接してあげた方がいいなど
(説明のためのひとつの例です)

【2段階目】
1段階目に対する対立利益や理想に対する現状など。
例としては、母親が働いていて思うように時間が取れないなど
(アドバイスを受ける側の人が立っている立場)

【3段階目】
2段階目を十分に踏まえた上で、1段階目を実現するためのアドバイス

ここで強く思うのは・・『アドバイスは、3段階目でないと意味をなさない』ということ。

いくら正論であっても、1段階目からの発言だと相手からの反発を受けるだけなんです。

というのは、2段階目にいて困っている人に、1段階目のことを「アドバイス」として伝えても、情報として価値が無いことも多い(既に分かっていることの場合)。

むしろ、1段階目を強調することで、2段階目のツラさに対する無理解を強調しているようなものなんです。

「アドバイスは3段階目でないと意味をなさない」

ごく単純な3段階理論ですが、これに気づいてからなぜアドバイスが上手くいかないのか?また、ではどうすればいいのか、がとても整理されました。

例えば、自分がアドバイスをしてあげる側で、「知っていると仕事上とても有益だから伝えたい」という事を後輩に伝えてもうまく入っていかない。

ここで、何で?何で?とジタバタしても時間のムダ。そういう時は、そのアドバイスが(たとえ相手がまだ知らない良質の情報であっても)1段階目からのものだったなと振り返り、2段階目に立つ(「相手の立場に立って」)ことを意識します。

同じ内容でも、2段階目のフィルターを通すと、相手からしたら受け止め方が全然違ってきて、コミュニケーションが取れてきます(アドバイスが3段階目になった)

3段階を意識すると、状況に対して少なくとも自分の頭は整理されるので、対処がやりやすいです。

「?」と感じるアドバイスを受けても、「正論かもしれないけど、これはスルーしていい話だな」とか

あるいは絶対有益だと思うアドバイスが相手に伝わらない時に「このままいくら強弁しても伝わらない。今必要なのは自分が『2段階目』に立つことだな」など。

ごくごく単純な話ですが、もしも誰かのお役に立てたなら幸いです!

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ずぼらママさん ズボラなまま乗りきりたい小学生&幼稚園児ママ

■内容
1.料理(ズボラでもそれっぽい盛りつけ/時短でも栄養バランスギリOKな料理)
2.子育て(自己肯定感/塾代節約をもくろむ家庭学習/英語)
3.この場を借りてダイエット
■仕事:ゆる在宅。仕事を広げたいと四苦八苦しています。

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