
2023.06.05
スポーツシーズン到来!
こんにちは、Kyokoです。あっという間に暑くなり、長袖を脱ぎ捨ててお出かけを楽しみたい季節になりました。そうは言っても、私の住むイギリスは、朝晩はだいぶ冷えるので、まだまだダウンジャケットが手放せません。
さて、ヨーロッパは、夏にスポーツの大会が目白押しなのですが、そんな中、冬がハイシーズンの人気スポーツがあります。
それは…Football(サッカー)!先日、ご厚意でチケットをいただき、我が家も子供を連れて初めてのサッカー観戦へ行ってきました!…と言いたいところですが、世界基準の大きな壁があったのです...
サッカーファンの聖地?ウェンブリースタジアム
見に行ったのは、下位リーグの試合でしたが、場所はオリンピックなどの大きな試合が行われるウェンブリースタジアム!
子どもを連れて観戦するのは初めてです。今まで、Jリーグや、他のスポーツの試合は子連れで行ったことがあったので、その時の感覚で、気軽にスタジアムへ向かいました。
まさかの、小さい子NG!
Jリーグなどの場合は、膝上観戦できる小さな子は、チケットなしで入れることが多いので、我が家も次男の分はチケットなしで受付へ。すると、まさかの一言で入場できず!
「2歳以下、入場禁止!」
チケットはこれから買うし、膝上観戦するから、と言ってもダメの一点張り。その理由が私的には斬新過ぎました。
子どもNGの理由…それは
危ないから!
そうです、ヨーロッパで行われるサッカーの試合は、ほとんどがごつい警備員フル装備で、物々しい雰囲気で行われます。万が一、暴動が起きた時、子どもがいたら危ないし、逃げられないから、というのが理由だそうです。
そうなんだ…イギリス人にとって、サッカー観戦って子連れで楽しむレジャーじゃないんだ…まさかの現実、そして自分の認識の甘さに打ちひしがれました。
試合によっては、2歳以上可、6歳以上可、など、制限は違えど、サッカーなんて、子どもを連れて見に来るものではない、というのが、この国の常識のようです。
アルコールにも厳しい規制
スタジアムでは、ビールなどのアルコールも売られていますが、ここでもまさかのルールが!
「座席での飲酒禁止!」
そう、座席で酔っ払ってはいけないのです。飲んで良いのは、売店エリアのみ。そして、あらゆる液体が瓶ではなくプラスチックの容器に入れられています(暴動による怪我防止)。
このルールも、平和を愛する小心者の日本人としては、斬新過ぎました。
というわけで…
赤ちゃんを連れて、サッカー観戦はできません!
どうしても、という方は、ボックス席を予約するという手もありますが、値段が桁違いです(涙)
子連れでヨーロッパに来てサッカー観たい!と考えている方、本当に注意です。その試合の決まりをよく調べてから行くことを、強くお勧めいたします。
ちなみに、ラグビーなど、他の球技は子どもを連れて行ってもOKのものもあります。ウィンブルドンで有名なテニスは、試合会場に行くのはOK、でも観戦はNG、など、ルールが様々です。
イギリスのサッカー愛、すごいですね!
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kyokoさん
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夫と4歳、0歳男子二人の4人家族。
夫の突然の転勤でロンドンへ引っ越し。
海外子育て奮闘中です。
大好きなヨガやアロマのことをはじめ、ロンドン子育て事情を発信します!