家事を楽にするための三種の神器と言われているのがドラム式洗濯乾燥機、ロボット掃除機、そして食洗器です。

そして例年より早く梅雨が訪れたことにより、ドラム式洗濯乾燥機の時短効果はにわかに上がっています。

そのように家庭生活の必須家電となりつつあるドラム式洗濯乾燥機ですが、古くなってきて乾燥時間があまりにも長くなったという問題と、それがまさかの方法で解決した、という事例を紹介します。

洗濯機の寿命

洗濯機がどのくらい使い続けられるかについては、国の調査等によって目安が公開されています。

まず内閣府の消費動向調査によると、平均使用年数が約10年となっています。買い替えの理由は、ほとんどが故障でした。

次に国税庁の規定によると、洗濯機の耐用年数は6年とされています。

これらをまとめると「洗濯機は6年はほぼ問題なく使えて、10年経つと買い替えが必要になってくる」と言えそうです。

上記は洗濯機全般のためドラム式洗濯乾燥機に限ると結果が変わる可能性がありますが、大型家電の設計寿命としては、おおむね変わりないと思われます。

ドラム式洗濯乾燥機の導入から5年、乾燥時間が長くなってきた

我が家の洗濯乾燥機は5年ほど前に購入し、ほぼ毎日稼働しています。

購入当初から標準洗濯コース、乾燥時間指定なし(自動)で洗濯乾燥を開始して、約3時間半後に終了するという日々が続いていました。

洗濯乾燥を開始する時刻はだいたい同じなので、いつも寝る前の決まった時間に洗濯物の片づけができていました。

しかし半年ほど前から、洗濯乾燥が終わる時刻が徐々に遅くなってきました。

以前は就寝時刻の1時間前に洗濯乾燥が終了していたのですが、それが遅くなると生活時間(睡眠)に影響してきます。

朝は忙しく、洗濯物はその日のうちに片づけたいので由々しき事態です。

そのような事情から、家庭内で対策委員会を設置して原因究明することになりました。

ちなみに平常状態での稼働時間は約3.5時間で、一番長かった時は約7時間かかっていました。

取扱説明書によると所要時間の目安は1~7時間となっていて、機能に異常がある、というほどではありませんでした。

乾燥時間を短くするために試したこと

故障ではない不具合を何とかしたいということで、取扱説明書やインターネットの情報をいろいろ試してみました。

具体的には、これらを行いました。
・洗濯乾燥容量を守る
・乾燥フィルタと排水フィルタを毎日きれいにする
・お手入れコースでドラム内を清掃する
・排水溝を掃除する
・換気を良くする(洗濯機置き場の温度を下げる)
・乾燥フィルタ奥の配管のホコリを取り除く
・排水ホースの配置を見直す(直角や鋭角をなくす)

修理せずに自分でできる範囲で八方手を尽くしましたが、状況は改善しませんでした。

ある場所にテープを貼ったら、乾燥時間が劇的に短縮

洗濯乾燥機内部や排水溝に溜まったホコリが原因ではないようなので、このまま使い続けるか買い替えるしかないか、と思っていました。

しかし洗濯乾燥機の乾燥フィルタに養生テープを貼って強固に固定したところ、乾燥時間がほぼ元の長さに戻りました。

乾燥フィルタを本体にはめ込んだ後、境界部分に養生テープを貼り付けています。

養生テープは端を巻き込んで付け外しができるようにしています。

徐々に粘着力が落ちてきて効果がなくなってきたら、新しいテープに張り替えています。

理由は全く分かりませんが、我が家ではこの方法が乾燥時間の短縮に最も効果がありました。

効果が出ないケースも多いと思いますが、乾燥に時間がかかるようになってきたら、この方法を試してみるといいかもしれません。

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共働きおやじ研究所さん

4歳と2歳の姉妹を持つ30代中盤の父親です。妻は2022年4月に職場復帰。祖父母サポートなし共働き家庭を続けていくために、父親育児の手法を研究しています。
研究成果を公開し、親父の地位向上を目指しています。
仕事と家庭と自己実現の三方良しが人生の目標です。

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