そんなことある!? 砂漠気候の土地で豪雨に見舞われた4歳との旅

オーストラリアといえば・・・

こんにちは！オーストラリア在住4歳男の子ママのみゅこです。オーストラリアの有名な観光地の1つといえば「ウルル」（エアーズロック）ではないでしょうか。日本がだいぶ暑くなる今の時期、オーストラリアは冬です。

砂漠気候に属するウルルの地域は、暑すぎる夏よりハエや雨の少ない冬に訪れるのがおすすめということで、先日家族3人で訪れました。年間通して雨の少ない地域ですが、特に冬は月間降雨日数が1～2日。雨に当たる方がラッキーなくらいです。

しかし出発前に天気予報を見てみると2泊3日の旅行期間中、後半2日がまるっと雨の予報・・・？「これ本当？」と思いながらも、雨用の荷物を準備しました。

4歳の反応は？

ウルルは特別子連れに優しい場所というわけでもありません。歩くコースによっては子どもには長すぎるし、夏は暑いし、トイレの数も少ないです。ですが、冬に行って簡単なコースを選べば、幼児でも十分歩き切ることができます。

たまたま息子がハマっているアニメで、オーストラリアの奥地を探検するエピソードがありました。まったくウルルと同じ場所というわけではないですが、赤土の砂漠地帯。息子には「オーストラリアの奥地に行くから、一緒に探検してね！」と言って連れ出すことに成功しました。

ちょっとした雨・・・どころではない！

到着日は予報通り天気が良く、この日にメインの予定をぎゅっと詰め込んだため、かなり忙しい1日となりました。プランを練り直した甲斐あって、綺麗な景色を見ることができましたが、ギリギリ日の入りが見れたところでかなりの曇天。星は全然見えず。果たして次の日がどうなるのかドキドキです。

2日目の朝一、そこまで天気は悪くなかったので、雨具を着込み短いウォーキングトラックを歩くことに。

・・・と思ったら、水はけが悪すぎて大きな水たまりだらけ。歩いてる間は雨が降ったり止んだりで、風が強く傘がひっくり返る！！！思ったよりハードな散策になってしまいましたが、先述のアニメでも「砂漠は雨が降ると簡単に洪水になる」「雨が降ると滝が現れる」といったエピソードがあり、息子的には「その通りだ！」と感心したようです（笑）。

なんとか子どもの機嫌をもたせて往復1時間歩くことができました（4歳頑張った・・・！！）。

街が雨に対応していない！

その後もずっと降ったり止んだり。天気が悪いとすることもなく、基本はホテルに籠っていました。雨足自体はさほど強くないのですが、24時間以上ずっと降っているので、ホテルのある小さな街の地面は水だらけ。雨がめったに降らない地域のため、長く降る雨に街自体の設備が対応していません。

3日目の朝、思ったように観光できず残念な気持ちで空港に向かうと、飛行機遅延のお知らせ。天気が悪く、機体が着陸できていないようでした。カフェとお土産屋が1件ずつしかないような小さな空港で、乗客全員が2時間以上待機。

え？飛ばないの!?

結局、乗る機体が空港まで来られず、飛行機は欠航に。延泊が必要なため、宿の情報などを待つことさらに約2時間。相変わらずほとんどの人は空港に缶詰です。

しかも雨は降り続けているので延泊したところですることが無い・・・。レンタカーも返しちゃったし。朝から空港にいたのに再び宿に着くころには午後3時。ホテルの中でダラダラして、レストランで夕飯を食べただけで終わってしまいました。

延泊した4日目の朝も、雨はほとんど止んだものの曇り空で日の出は望めませんでした。珍しい雨に当たって、限定の滝が見られたといえば聞こえはいいですが、半分以上ホテルに籠る旅となり残念な気持ちも。オーストラリアはどうしても自然を楽しむ旅が多くなるのですが、天気が悪く子連れだと身動きがとりづらいので旅程を組むのが難しいなぁと再認識したのでした。