「やりたい!」の好奇心、大事にしてあげたいけれど…

こんにちは!オーストラリア在住、4歳男の子ママのみゅこです。もうすぐ5歳のわが子、「あれはなんで?」「これはどうしてこうなるの?」「動画で見たやつやってみたい!」など、いろいろなことに興味が止まりません。

もちろん子どもの興味は応援したい。でも「時間」「お金」には限りがあるし、「(大人の視点からは)絶対失敗するのが見えている」ものもあり、何をやらせるべきか悩みますよね。先日はぎゅってブログにも投稿しましたが「リンツのチョコを溶かして混ぜ物して固める」という実験に付き合いました。

「ゲーム内の作り方の通りにクッキーを焼きたい」

今回の「やりたい」はこれ!実はクッキーはこれまでにも2度ほど焼いており、初めてではありません。しかしその2回とも「私がおいしいと思うクッキーのレシピ」に従って作りました。息子としては「自分がやりたい方法とは違う」とずっと思っていたんですよね。スポーツや料理、メイクなどを体験できるゲームはたくさんありますが、当たり前ながらどれも方法が簡略化されていて、現実世界とは異なるものが多いです。

今回のクッキーもそう。ゲーム内では「粉→牛乳→卵(2個)」というシンプル工程で、砂糖もバターも入っていません。ホットケーキミックスでもあればまだマシだったかもしれませんが、小麦粉しかなく…。どうしよう??

「失敗も経験」

夫がそう言い、クッキー作りに付き合ってくれることに。私としては特に食べ物は無駄にしたくない気持ちが強かったのですが、自分だってこれまで料理やお菓子作りを失敗したこともあります。今回は息子の気持ちを尊重することにしました。ゲーム内で分量の指定はなかったので、焼ける量をなるべく減らすべく牛乳はほんの少しだけ。卵2個(ゲームと同じ分量。息子のこだわりです)に合わせて、粉の量をあとから調整しました。

「ちゃんと食べないなら次はないよ」

焼いているところを見ると、中心がちょっと膨らんでお菓子の「おっとっと」みたい(笑)。まぁなんとか「甘くない粉っぽいクッキーのようなもの」が焼けましたが、もともと理想のレシピ通りの甘いクッキーを焼いたからと言って、パクパク食べる子ではないんですよね(作りたい気持ちの方が強い)。今回も次の日になってもクッキーはほとんど手をつけられていませんでした。

なるべく子どもの「やりたい」は叶えたいけれど、作ったものを責任もって処理しないなら次はないな、とも思います。その辺りを理解・納得してもらうのが次のステージ。子育てにはまだまだたくさんの段階が待っていますね。

残りのクッキーどうしよう(笑)

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みゅこさん オーストラリア在住。ツーオペ育児で0歳からフルタイム!

別居婚で妊娠・出産→現在は夫の転勤で家族3人オーストラリア在住。自身の経験や育児のおもしろエピソードをイラストエッセイにしてInstagramに投稿中。0歳からツーオペ家事・育児を実践し、フルタイム勤務でも余裕を持って生活できるよう工夫しています。

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