庶民のメロン？「マクワウリ」を調理して三兄弟と食べてみました

最近、キュウリとみょうがの和え物ばかり食べているサンタの母です。突然ですが「マクワウリ」ってご存じですか？私は夫の実家の畑で栽培しているのを食べて初めて知りました。名前の通りウリ科の野菜で都会のスーパーではあまりお目にかかりませんが、昔は庶民のメロンとして一般的なものだったそうです。

義母に「黄色いメロンよ〜」と食卓に出されたときは、内心信じられませんでしたが確かに香りはメロンそのもの（後に調べてみたら「黄色いメロン」はマクワウリではなく、さらに品種改良された「キンショーメロン」だそうです）。カリウムやビタミンCを多く含むため、風邪予防にもなり汗をたくさんかく暑い夏にはピッタリの食材です。

味は？どうやって食べる？

そして今年も義実家の畑でたくさん収穫できたので、少しおすそ分けをいただきました。先に書いたように香りはメロン、食感と味は熟れきっていない洋梨とりんごの中間くらい…。といった感じです（表現が難しい）。種子周辺はメロンのように柔らかく甘いですが、皮の方にいくに従ってサッパリとした味になります。

皮をむきカットして種とワタを取り、フルーツのようにそのまま食べることができるのですが子ども達にはサッパリしすぎているのか不評です。よりおいしくいただける調理法はないかと、今年は2パターン作ってみました。

1．マクワウリのマヨチーズ和え

まずはしょっぱい系にチャレンジ！カットしたマクワウリにマヨネーズ、カニカマ、チーズを和えてみました。塩をひとつまみ入れて塩味を調整。

私「うーん、甘さとしょっぱさが混ざって不思議な味。食べられなくはないかな。カニカマとは合わないかも。」
7歳長男「うん、おいしい！」
4歳次男「おいしいよ！！」
4歳三男「においが無理！食べない！」

和えた塩味のおかげか、マクワウリをそのまま食べるよりは甘く感じました。食べながら硬い部分はリンゴの代わりにポテトサラダに入れても良いかも？と思いました（チャレンジはまだしていません……）。

2．マクワウリのはちみつ和え

カットしたマクワウリにはちみつをかける、それだけです。

私「甘っ！！」
兄「おいしい！おかわり！」
次男「あまーい！おいしい！」
三男「もっと食べたい！！」

とてもおいしいのですが、ただ甘いだけのデザートでした（ハチミツかけすぎた!? ）。マクワウリのさっぱりとした甘さを吹き飛ばしてしまう甘さなので、甘いのが苦手な方には合わない味付けかもしれません。子どもたちには大好評でした。

どこで買える？

道の駅などの直売所で販売されていることが多いようです。7月～9月が旬なので、旅行などで道の駅に立ち寄る際にはぜひ探してみてはいかがでしょうか。ヘタの周りに茶色い輪っかができているものは熟れていて食べ頃です（熟れすぎて汁が出ていないかもチェック！！）。