息子の癇癪を科学的に分析

本日もおつかれさまです♪ 6歳と3歳の2児のママ、乳幼児睡眠コンサルタントねんねのりえです。

今朝は、息子が一時間以上泣いて暴れて癇癪がひどい朝でした。

私はいつも子どもが癇癪を起こすと、何に対して泣いて怒ってるんだろう?と原因も考えますが、子どもが今どんな状態にあるのかを科学的に分析するようにしています。問題やトラブルに対して、原因や解決策がわからないから不安になったりイライラすると思うので、科学的に理解できるとそれだけで少し心に余裕を持てる気がするのです。

今日はその分析の3つの視点をご紹介したいと思います。

科学的な3つの視点

1.睡眠不足ではないかという目線。
睡眠が足りていないと脳の前頭葉という理性をコントロールする部分が充分に働きません。ただでさえ子どもは前頭葉が未発達で、5歳~20歳ぐらいにかけて成長して行く部分です。その上、睡眠不足となると感情をコントロールするのがとても難しい状態にあるんじゃないかと思います。

そんな目線で息子を見ていると「そうかそうか、少し睡眠時間短めだったし感情をコントロールするの難しいよね~あなたも辛いんだよね~今日は昨日より少し早く寝ようね~」と思えます。

2.お腹が空いていないかという目線。
人は空腹になるとイライラしたり、怒りっぽくなったりしますよね。これは血糖値の変化と脳の働きによるものだそうですが、空腹とイライラなどのネガティブ感情との繋がりが英アングリア・ラスキン大学のViren Swami氏らが実施した研究により明らかにされています。

今朝息子の朝食にチーズトーストとヨーグルトと人参ジュースを出したのですが、チーズトーストを半分しか食べませんでした。なので「もしやお腹空いてる!?」と思い、息子が大好きなチーズを渡したところ、食べ終わるころにはコロリと癇癪が落ち着きました(ここにたどり着くまでに1時間半。笑)。

今日の息子の場合は、癇癪のきっかけになったことは他にあるのだとは思いますが、一旦始まった癇癪を落ち着けることができなかったのは空腹の影響も大きかったのかもしれません。

3.自分の感情が息子に伝染していないかという目線。
子どもは育児者から感情を学びます。子どもに限らず人の感情は伝染します。これは神経細胞の「ミラーニューロン」によるものだそうです。育児する人がイライラ怒りっぽかったり、不機嫌だったりすると、子どももその負の感情を受け取ってしまいます。

子どものイライラや癇癪を落ち着かせてあげたければ、まずは親がリラックスして心に余裕を持つことが大切ということですね。「今、私イライラしてる?このイライラが子どもをますますヒートアップさせているのかな?まずは自分が落ち着こう!」と一歩立ち止まって落ち着いてみるのがおすすめです。

子どもが答えられるようであれば、どうして怒ってるの?ともちろん聞くのですが、癇癪がひどいときの子どもってなかなか自分の思いを言葉にできないことも多いですよね。

そんなときはこの3つの視点で子どもの状況を分析してみるのがおすすめです♪ぜひやってみてください♪

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ねんねのりえさん ねんねオタクの2児ママ

乳幼児の睡眠コンサルタントで2児のママ。2023年に会社を退職し、〈0〜5歳の睡眠相談imaneru〉を開業。こどもの睡眠や、日常について投稿していきます。Instagramでも寝かしつけについて情報発信中!趣味は読書、ダンス、カラオケです♪

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