アメリカの公園、日本との違い

こんにちは!今年の6月からアメリカのカリフォルニア州に引っ越しをした精神科医 ボッチです。アメリカは児童館がなく、また室内遊具がある施設が少ないので公園に行く機会が日本より増えました。公園によって設置されている遊具は違うのですが、日本と違う点もたくさんあり、その点を今回はブログにしたいと思います。

公園内に大人用の運動器具がある

最初にびっくりした点は、公園に運動器具があることです。アメリカは運動するというハードルが日本より低いと感じます。空き時間にはジムに行ったり、走ったり、運動することが日常の一部であるのを実感します。そしてびっくりしたのが公園にトレーニングウエアで来て子どもを見ながら運動している人の多いこと。日本では、スマホを見たり子どもをただじっと見たりしていることが多かったので、この点に驚きました。確かに合理的でいいアイデアな気がします。

インクルーシブな遊具が多い

日本では、まだあまり聞く機会が少ないインクルーシブですが、アメリカにはたくさんのインクルーシブ遊具があります。インクルーシブとは、排除(exclusion)の反対用語(inclusion)。障がいを持つ子どもたちが健康な子ども達と共に学び、共に生活するという意味です。

例えば、普通のブランコは筋力に問題がある子では一人で自立して乗ることは困難です。でも、こんな風なブランコがあれば障がいを気にせず一緒に遊べる。そんな遊具が多く、日本の見習うべき点を公園から学んだ気がします。

ウッドチップがひいてある公園も多い

ウッドチップがひかれている公園を見たのもアメリカが初めてです。クッションのように柔らかいので、万が一遊具から落ちても衝撃が少なくわが家も安心して遊ばせられました。少し高さがある遊具の下にひいてあることが多いです。ウッドチップ使って遊んだりもできますし、公園自体も木のいい匂いがして、私はとても好きです。

アメリカの公園を見ると、日本の課題の解決法が見えたような気がしました!

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精神科ママ ボッチさん 現役精神科医ママ!密な年齢差の子育て奮闘中です

精神科医です。以前は病院勤務をしていましたが、密な年齢差の子育て真っ最中で病院勤務が難しく、働き方改革を実施。今は企業の産業医をしながら、子育て支援のコラムを定期的に執筆中。医学博士、精神保健指定医、精神科専門医、産業医を習得済み。ママが元気でいることが、子どもの元気に繋がると思っています。

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