平日より、休日の疲労度が半端ないJay(ジェイ)です。毎日蒸し暑くて、体にこたえますね。

親しい友人もいない、頼れる家族もいない、ワンオペの疲れが溜まっていた日のことです.....。

イヤイヤ期の次男をきつく叱ってしまった.....

自分では、そんなつもりはなかったけどイライラしていつもより口調がきつくなってたんだと思います。それを見た長男が私に言いました。

「母ちゃん、えらくしてよ!えらくしないとだめだよ。」

?どういうこと?と、長男に尋ねると

「●●くん(次男)は、まだ赤ちゃんなんだから、えらくしないとだめだよ」

??へ?となりましたが。そう、すぐ理解できました。

【えらい=やさしい】

子どもたちに、なにげに言ってしまっている言葉。「えらいね」

おそらく、長男が “誰かに優しくできたとき” に、私が使ってしまっているんだと思います。

「(弟に)貸してあげたの?優しいね、えらいねー!」って。

ただ、近年の子育て論では、「えらい」「すごい」を連呼するのではなく、(行為)や(気持ち)を褒めてあげよう!と、育児書で読んだりもしたので、それは実践していたつもりです。

しかしながら根が関西人なので、「優しいね」だけでは言葉数が足らず、「えらいねー」って付け足す癖がある気もします(笑)

.....そしたら、彼の中で「えらい」のイメージは「優しい」になっていた。

思い出したのは、「マンゴーの木」の話。

インドでヨガの哲学を学んでいた時に、師が言っていたことを思い出しました。

「知識の実がなる木があります。その木はマンゴーの木みたいな形をしていて、知識(実)が少ししついていない時は、重くないから枝は垂れ下がらない。枝を広げ伸びるだけでは、誰も実には手が届かないし、自分に少しの知識がついていることで枝だけを広げ胸を張っているように見える。」

「でも、知識をたくさんつければつけるほど重くなり、その木は頭を下げるように枝がしなり、そして分け隔てなく誰もがとりやすい位置に知識(実)を分け与える。頭を下げたようなその木は見た目にも謙虚で、優しく見える.....。知識をつければ偉くなるんじゃない。知識を生かして誰かを幸福にする、その ”優しさ” が偉いのです。」

息子の「えらい」のイメージが嬉しかった。

細かいことをいえば、「えらい」という言葉の解釈を間違って覚えてるのかもしれません。でも、一人一人の感性って大事だと思うんですよ。

いいこと、やさしいこと、うれしいこと。「えらいこと」も、そう。

もちろんそのあと、わたしはこどもたちに「えらく」しました。

そのまま「えらい」ひとに、優しい人になってね!

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Jay (ジェイ)さん ヘルシーな暮らし方を、ヨガ目線で提案

転勤族夫9回目の転勤で現在は東京在住(中身はコテコテの関西人)。オンラインでヨガ講師をしながら、stand.fmにて【Wellness Life】と言う番組を音声配信しています。健康=病気じゃないとか、弱ってないってことではなく「からだ・こころ・自分の立場、その、全てが満たされた状態のこと」を目指し、ほぼワンオぺで奮闘中。

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